「無礼講」は素を引き出すための罠。
入社、入学、入園……様々な出会いが起きる季節がやってきましたね。この記事をご覧になっている方の中にも、新しい環境に胸を躍らせている方が多いのではないでしょうか?
そんな季節にすることといえば、飲み会でしょう。お互いを深く知る最初のイベントですから、周囲の人にはいい印象を与えたいですよね。
そこでマスターしておくべきことが飲み会でのマナーです。これができていないと会話が盛り上がっても知らぬ間に「礼儀は分からない人なんだ……」と思われてしまいます。
ということで今回は社会人が飲み会で気をつけるべきマナーについて解説していきます。礼儀は最初が肝心ですから今しっかりと理解しておきましょう!
座る位置
飲み会では、お互いの立場に対応するように座るべき位置が異なっており、上の立場にいる人は上座、下の立場にいる人は下座に座るのがマナーです。
ちなみに出入り口から見て奥側が上座、手前側が下座で、下座のほうが店員さんに注文を取ったり会計時のやり取りがしやすいため、新人が座るべきというワケです。
出席者の食べ物のアレルギーや好き嫌いを把握したうえで積極的に店員さんとコミュニケーションを取るようにしましょう。
お酌
相手のお酒が減ってきたら、無くなる前に必ず次のドリンクを伺いましょう。
ただし、瓶ビールを飲んでいる場合はお酌をする必要があります。
瓶のラベルが上になるように持ち、グラスと瓶がぶつかって音がならないようにゆっくりと注げばOKです!
また、乾杯をする際は喉が渇いてなくても必ず一口飲んでからグラスを置くようにしましょう。逆に一気飲みは品がないですからしてはダメですよ!
お会計
お会計時、新人は全員からお金を徴収するように働きましょう。
ここで避けたいのは酔っ払っている人からお金を徴収できず、後日請求しても「払った」と主張されることです。
酔っ払っている人には自分以外の第三者がいる状況で徴収するのが良いですが、そもそも飲み会の前にあらかじめ払ってもらうのが一番良いかと思います。
上司がおごってくれそうな雰囲気を出していても、お金を出す意志は見せるようにしてくださいね。「おごってくれて当たり前」のような態度をしていては、今後飲み会に呼ばれなくなっても文句は言えません。
いかがでしたか? 飲み会はいい意味でも悪い意味でも人間関係が大きく変わる可能性を持っていますから、ぜひこれらのマナーを覚えて臨んでください!
Text:FORZA STYLE