ダサオジと呼ばれてしまう原因の一つが、そこはかとなく小汚い印象を与えてしまうこと。
ではこの小汚さ=ルーズ感は、何が原因となっているのでしょう。
その原因を理解しておけば、イケオジ感をしっかり演出できるようになるはずです。
そこで今回は、ダサオジにならないための四つのポイントをご紹介します。
1.汚れやダメージを気にしていない
小汚さというのをダイレクトに表現すれば、汚れていたり破れていたりする服を平気で着ていることになります。そのルーズ感こそが
ファッションに対してあまり興味がない人が、食べこぼしのシミや縫製のほつれをそのままにしていることはたまにありますが、意外とこだわっていそうなファッションなのに、汚れやダメージをそのままにしている人も稀に見かけます。
もし服を汚してしまったらすぐにシミを取り、糸がほつれてしまったらすぐに修理をする。
そんな当たり前の習慣を身につければ、小汚いダサオジから脱却できるようになるのです。
2.色やデザインがアップデートされていない
ファッションにはトレンドがつきものです。
たとえシーズンごとのトレンドを追わなかったとしても、あまりに古めかしいトレンドのファッションは、まるでカビが生えたかのように小汚い見栄えになってしまいます。
極端な例として、肩幅がいかついダブルのスーツをいまだに着ている人がいます。近頃ダブルのスーツは若者の間で復活の兆しがありますが、1980年代に流行ったスタイルそのままというわけではありません。
バブル期に流行ったトレンドをアップデートしないでそのまま身につけてしまえば、イケオジへの道は閉ざされてしまうでしょう。
若かった頃の古いスタイルにこだわりすぎで、トレンドとは真逆のファッションをいつまでも続けている人もたくさんいます。
個性を大切にすることは悪くありませんが、時代を無視することは少なくともファッションを認めてもらうためにはマイナスとなります。
ある程度最新のトレンドは把握して、それに寄り添うファッションを意識することが大切です。
3.色合いがオジさんっぽく濁っている
色使いをミスっても小汚い印象を与えてしまいます。
特に、柄物を着るときには要注意。
例えば茶色系の柄物を多用すると、清潔感が感じられなくなってしまいます。
もちろん柄やカラーがすべてダメというわけではないのですが、色合わせなどのセンスに自信がないのなら、シンプルでクリーンな色使いを意識するのがいちばんです。
イケオジを目指すのなら、原色系も避けた方が良いでしょう。
派手なカラーは若々しさを演出してくれますが、見ようによっては無理な若作りになってしまい、痛々しさを感じさせることもあるので、無理な冒険は避けた方が無難です。
4.小物やアクセサリーを過剰に使う
小物やアクセサリーはある意味両刃の剣と言えます。
ファッションセンスをアピールするには大切なものですが、失敗の原因にもなりかねません。
例えばレザーのアイテムを使うのなら、上質さを感じられるような素材使いや日頃のメンテナンスが重要です。乾燥したままほったらかしで、ひび割れて地が見えているような小物を持ち歩くのは逆効果。
アクセサリーの過剰使用もいただけません。洗練されたアイテムをワンポイントで使うのがイケオジの流儀です。
あるいは全くアクセサリーや小物を使わないというポリシーであれば、シューズに拘るのも一つの手です。これはよく言われることですが、シューズこそファッションの是非のカギを握る大切なアイテムです。
小汚いシューズは全てを台無しにしてしまいますし、逆にシンプルなファッションでもトレンドのシューズを履いていればそれだけでオシャレに見えてしまうもの。
足下をしっかり固めることこそ、イケオジの流儀なのです。
Text:FORZA STYLE