今日から、イケオジ。
いくら気をつけているつもりでも、自分のファッションが垢抜けない。周りの評判がぱっとしないと自覚しているのに、なぜだかわからない。そんなことはありませんか?
実はイケオジとダサオジの違いは、紙一重。ちょっとした工夫で、画期的に変身できるのがファッションなんです。
あまり張り切りすぎても、かえってイタいオヤジになってしまうので要注意。
まずは奇をてらわずに、「普通なんだけどイケオジ風味」に味付けすることが大原則です。
そこで今回は、「ちょっと意識するだけで劇的にファッションが変わる」簡単なコツ4つをご紹介します。
イケオジには「カラーセンス」がある
一発でダサオジ認定される基準は、色。
服のデザインや生地感はよく見なければわかりませんが、色づかいは遠目からでもわかってしまいます。
逆に言うと、色づかいに注意すれば、一気にイケオジ風味に仕上がるんです。
ダサオジを象徴するカラーとしては、黄土色に茶色のストライプが入ったような、いかにもオジサンが好みそうな配色。センスに自信がない方は、難易度の高い色を避けるのが無難です。
また、全身のコーディネートで使う色は三色までに絞りましょう。
トップスは赤、パンツは黒、靴は紫とベージュ、など異なる色を使いすぎると、統一感がなく、うるさい印象になってしまいます。
いちばん間違いない色は、ブラックです。
全身ブラック、あるいはモノトーンでも失敗はしません。しかし、あまりに真っ黒だと威圧感が高まる可能性も。
ブラックをベースにしてインナーに淡いカラーを合わせたり、別の色の小物でアクセントつけたりというちょっとした工夫で、さらにオシャレ度を上げることができます。
小物使いを意識する
ファッションの真髄は身につける小物にある、と言っても過言ではありません。
ちょっとした小物使いでイケオジ度は一気に高まります。
代表的なのが靴でしょう。
スニーカー業界では「ダッドシューズ」というダッド、つまりお父さんが履くようなデザインのスニーカーが流行りましたが、それはあくまでオシャレにデザインされたもの。
リアルお父さんが派手なデザイン、あるいは目に見えて古くなった運動靴を履いていたらモテないどころか、「やんちゃオジサン」や「清潔感のないオジサン」。ダサオジ認定されてしまいます。
同じスニーカーでも、シンプルなデザインや色のものを選びましょう。
アメリカのラッパーのようなブリンブリンのゴールドネックレスにも要注意。若者が好むような過剰なアクセサリーは悪目立ちの原因になります。
変化するトレンドを取り入れる
トレンドに左右されない王道の着こなしは指示されますし、失敗も少ないでしょう。
しかし、少しずつ変化する流行、トレンドをさりげなく取り入れることも、「身だしなみに気を遣うイケオジ」になるには重要なポイントです。
とは言ってもトレンドを正確につかむためには、それなりの努力と勉強が必要なので、ハードルが高いことも事実ですよね。
そんな時に頼りになるのが、ユニクロなどのファストファッションブランド。同じパーカーでも毎シーズン微妙にデザインのマイナーチェンジが施され、トレンドが反映されているんです。
細かなトレンドの変化を取り入れることが、ぱっと見の「こなれ感」につながります。
ダサオジはサイズ感を無視する
イケオジは、服のサイズ感に気を遣います。
流行に合ったサイズ感の服を選びましょう。
ここ数年人気なのは、「ビッグシルエット」。ダボっとしたファッションは若者に譲るとして、ほどよくリラックスした「大きめ」の服を着るのがポイントです。
自分の着こなしや体形を考慮せず、ただ好きだからと言ってピチピチな服を着ることは危険。若い女性からは「キモいオジサン」と思われかねません。
さて、もともとの見た目が同じでも、着こなしに注意するだけで、一気にダサオジからイケオジに変身できるんです。
イケオジの仲間入りをするのに必要なのは、身に着けているものをチェックして少し工夫することだけ。あなたも今日から実践してみてはいかがでしょうか。
Text:FORZA STYLE