紳士は足首をこだわります。
先日は東京で大雪が降り、まだまだ寒い日が続きますよね。
ハイテクアウターなどを取り入れたりと、防寒しつつコーディネートを楽しめるこの季節ですが、足首までは暖かそうなのに、足首だけ出ていて季節感がおかしい人を見かけますよね。
見ているだけで寒そうですし、健康に気を使い始める中年にとっては絶対に温めておきたい場所です。また、靴下やブーツの選び方によってはコーデがより洗練されるのも事実。オジサンが冬に足首を隠さない理由がないんです。
そこで今回は、今さら聞けない足首のオシャレ術を解説していきます!
ポイント①靴下は長めに
これは流石に当たり前ですよね。
寒い冬において、足元を温めるのは非常に重要な意味を持っています。
足自体には、下半身に溜まった血液を重力に逆らって上に戻す、重要な任務を託されており、温めて活発にしてあげるに越したことはありません。
ここでオススメしたいのは、38~50cm以上の長い靴下であるホーズです。ウールやカシミアはもちろん、夏涼しく冬温かいシルク混夏涼しく冬温かいシルク混がオススメです。天然由来の消臭効果もあって、取り入れない理由が見当たりません。
ポイント②色で遊んでみる
オシャレ上級者への第一歩です。
どんな靴でも同じ靴下を履いていたりしませんか? あんまり見えないからと言って気を抜いてはいけません。
白や黒など無難な色を選択するのも良いですが、色使いの工夫でオシャレさがグンッと上がること間違いなしですよ!
ここでまず挑戦してみてほしいのは、画像のようなパンツと靴の色が同じ色ならホーズも同じ色でまとめるコーデです。全く同じ色でなくとも、同系色をまとってグラデーションのようにしてみたりするのも良いですね!
また、同系色ながらも靴とパンツに比べて発光の強い色のホーズを履くと、いわゆる挿し色コーデになるというワケです。
こちらはかなり上級向けなのですが、あえて反対の色を合わせるという方法です。
ブラウンの革靴にブルーのホーズを合わせていますが、不思議と嫌悪感がないどころかとてもオシャレですよね。
これは色相環という色を円形に並べた図において、お互いが向かい合っている色を組み合わせることで、お互いが色の鮮やかさを引き立ててくれるからなんです。
ポイント③無骨にブーツ
男らしさ全開で行きましょう。
無難に革靴やスニーカーでも良いのですが、男らしく行きたいのであれば、ブーツなんていかがでしょうか。
ダウンジャケットをはじめ、アウターにボリュームが増す冬シーズン。なので、足元にもボリュームを持たせた方がバランスが良いんです。
また足首を温めるアイテムとしても優秀です。保温性の高いソックスを履き、さらにブーツで足首を温めることで、冷えを回避することが可能なんです。
男らしさを担保しつつも、足首を温められる、悩める中年にとってこんなに良い話はありませんよね。
いかがだったでしょうか。靴下ひとつでもコーデの幅がグッと広がりますし、より洗練されることも間違いなしです。男らしさを出したかったらブーツ。これさえ押さえておけば間違いなしです。
もう冬なのにショートソックスを履くのは卒業ですよ! 今回ご紹介したポイントを参考に、ご自分なりの足音コーデを楽しんでくださいね!
Text:FORZA STYLE