【後編】「息子の遠足おやつまで食べるなんて信じられない！」結婚10年、食い尽くし系夫をもつ主婦がとった秘策。

「食べ物を食い尽くすのを直してほしいと何度も言いました。けど本人は悪気がないので改善する気はなさそう。『そもそも、俺に食べないでっておかしくない？』

『気を遣って食べろってどういうこと？』と反論され激しい喧嘩になったこともあるので、こちらが先手を打って対処しないといけないかぁ......と思い、最近は夫に対抗すべく作戦を立てています」

最初は、おかずを取られないよう白米だけを特盛りにしたり、一人ひとりの料理をわけて食卓へ並べるようにした。

一人ぶんの量を可視化したので、舞子さんや子ども達のぶんまで手をつけることはなくなったようだ。舞子さんも慌てて食べることがなくなり、落ち着いて夕食を食べられるようになったらしい。

「足りないときはこちらのぶんを食べたそうに見るので、そのときはわけています（笑）」

加えて、家庭以外での食事の楽しみを定期的につくっているようだ。

「たまに夫ぬきで子ども達と一緒に外食へ行ったり友人とランチへ出かけストレスを発散したりしています。こういっちゃアレですけど『自分のぶんが食べられるから急いで食べなきゃ』って気持ちにならない相手と穏やかにご飯を食べられるのは幸せです」

食い尽くし系は、本人に悪気がなく無意識だから厄介だ。