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「 親族間のお金は返さなくてOK …だと!」年収450万円の看護師妻がブチ切れ!パチンコ大好き義実家の謎ルールに、ブチ切れた時起きたこと。

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夫の発言に驚いたひとみさんは翌日、自分の両親へ今回の件を相談したようだ。

「私は両親からお金をくれと言われたことは一度もないです。むしろ親から援助してもらうほうが多かったです。子どもが生まれてからの出産祝いやクリスマスや行事ごとのプレゼント、マンション購入時の頭金など。親は昔から『将来、あんたたちには迷惑かけないくらいは貯金してる』と言っていましたし......。そのような家庭環境で育ったので、義実家の金銭感覚が理解できないんです。老後に向けてなぜ貯金をしなかったのか、老後困るのは家計管理をしていなかったツケではないのか、などモヤモヤが募っていったんです。結果、3か月に一度の5万円は引き続き援助することになったんですが......」

ひとみさんが憤慨しながら伝えたせいか、夫は義両親との金銭問題について都度話してくれるようになった。

この先ずっと金銭支援をしないといけないのか、これから教育費はかかってくるのに義両親は老いていく。介護費用問題はどうなるのか......などの不安が頭の中をグルグル回る。

ちょうどそのとき、夫が「相談がある」とひとみさんへ話をもちかけたのだ。

「父さんたち車を買い換えないといけないらしくてさ、どうにか80万円出してくれないかってお願いされたんだけど......」

「え!?50万円って大金だよ。これ以上うちには無理だよ。今まで貸してきたお金合わせたら100万以上になるでしょ?申し訳ないけど無理って言って」と毅然としてはねつける。

心の中では「こっちだけではなく、次男夫婦にも言えばいいのに......」と感じていたひとみさん。

けれど次男夫婦の嫁は体調がよくなく、あまり働きに出られない様子。次男もそこまで年収が高くないので、夫婦共働きで世帯年収が高い長男へ頼るのが当たり前になっていたのだ。


加えて、夫の話によると義家族には「家族間のお金の貸し借りなら返さなくてもOK」といった謎ルールが存在するようだ。

家族が困っているときは助け合うのが当然といった価値観を持っており、謎ルールを聞いた彼女は到底理解ができなかった。

夫が貸した100万円があったら、今頃家族旅行へ出かけられたかもしれないのに......と、苛立ちとスッキリしない心持ちで過ごすひとみさんだったのだ。

後編では、5年にわたり金銭援助をしてきた義両親へ抗議!貸したはずのお金がムダ使いされていて......。義両親へ援助をしてきた嫁が「今後は一切援助しない」と主張した経緯について詳しくリポートしたい。

取材・文/錦城和佳

▶︎後編に続く


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