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LIFESTYLE 女たちの事件簿

Kアリーナの切腹だけじゃない。あなたの周りにもきっといる【自作自演女たち】の「悲しすぎる動機」

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

11月23日に横浜市のKアリーナ横浜で行われたイベントで、女性が刃物で腹部を刺されるというショッキングな事件が起こった。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。

「女性はイベントに参加して、外に出たら、腹部に刃物が刺さっていることに気がついたと説明をしていましたが、26日になって自分で刺したと説明したといいます。自作自演だったというわけです。悩みがあったなどと話しているそうですが、引き続き罪に問われるかなど、慎重に捜査が進められることになりそうです」。

イベント会場に刃物を持ち込んでいたと思うと恐ろしい。刃物の矛先は自分だけだったのかは、いまだ謎だ。

「確かにその辺りも詳しく、捜査が進められるでしょう。SNSでは迷惑行為とする意見も多く、どういった判断が下されるのか進捗を見守る必要がありそうです」。

自作自演がテレビや小説のなかの話ではなく、至る所に存在していることを表すような一件だった。あろうことか自分で自分の腹を切ったというんだから、闇深い。今回は同じように義妹の自作自演で大きな迷惑を被った女性の話をご紹介しよう。

古川未知さん(仮名・48歳)は、大学生の1人娘と夫と関東近郊に暮らしている。

「娘も大きくなり、子育てもひと段落と思っていた矢先に義母が亡くなったんです。義父も既に亡くなっているので、実家に住む人がいなくなってしまいました。初めは売ろうという話だったんですが、義妹が突然住む!と言い出して…」。

義妹は未知さんの4歳年下。都内で悠々自適に独身ライフを楽しんでいるはずだった。

「私たちが住んでいるのは、いわゆるベッドタウン。夫の実家はさらに田舎に向かって車を走らせて30分くらいのところでした。1ヶ月に2回くらいは、実家を訪れて食事をしたり、庭仕事を手伝ったり、義両親とはとてもいい関係でした。一緒に住まなかったこともよかったんだと思います。いい距離感で、最後まで一緒にいられたんじゃないかな。亡くなって寂しい気持ちはありますが、夫も私も思い残すことはありません」。

そんな未知さん夫妻とは対照的に義妹は、両親との折り合いが悪かった。

「特に義母とは会えば、いつも喧嘩をしていました。義母は義妹に、きちんと家庭を持ってもらいたかったんじゃないかな。義妹は2度離婚していますがどちらも大きな原因は自身の不倫。義母の気持ちもわからないではないんです」。

義妹は小さな音楽事務所に勤めているという。

「学生時代から音楽が大好きで、バンドの追っかけ的なことをしていて、その流れで音楽業界に入ったと聞いています。2回目の結婚のとき、少しの期間仕事を辞めていたんですけど、それが相当ストレスだったみたい。結局、仕事復帰をしたんですが、めちゃくちゃ忙しくて家庭が疎かになり、最終的には自分が他に男を作り離婚をしたという話でした」。

そんな仕事命だった義妹が、義母の死をきっかけに仕事を辞め、実家に戻ると言い出したのだ。

「本人は仕事はやり尽くしたなんて話していましたが、なんだか様子がおかしいんです。というのもいつものような派手さがなくなってしまったというか…」。

身なりだけは綺麗にしていたはずの義姉が、一気に老け込んだんだという。



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