皆さんご存知ですか? “アズーロ・エ・マローネ”。
イタリア語で“アズーロ(AZZURRO)”は空色、青を指し、“マローネ(MARRONE)”は栗色の茶を意味するこの言葉。
つまり青と茶の組み合わせのことです。お洒落なイタリア人男性の間では、定番中の定番ともいえるカラーリングなんですよ。
しかし、一口に青と茶色といっても濃淡に幅があるのでバリエーションはかなりあります。配色のバランスによっては目に痛いコーデになってしまいます。
その分うまくコーディネートを組み合わせることが出来たら、軽妙洒脱なイケオジを演出することが出来ます!
ということで今回は比較的取り入れやすく、誰にでも似合うネイビーカラーを中心としたアズーロ・エ・マローネを紹介していきたいと思います!
考案者は我らが干場編集長です!
茶3:青7 シャープさが肝心です
茶色系が多いとどうしてもカントリー風になってしまいます。東京の都会的な雰囲気に合わせるならやはり、ネイビーを多めにして、かつ茶色は淡いベージュトーンを選び、軽やかさを出します。
実はジャケット自体がグレー地に青×茶のグレンチェックを配したものでアズーロ・エ・マローネを取り入れています。
主役とも言えるクチネリのネイビーカラーのトレンチコートを脱ぐとこんな感じです。ジーンズスタイルなのに野暮ったさがまったくありません。さすがの一言です。
オシャレは細部に宿るといいますが、今回のコーデも細部のアイテムにこだわりアリです。
ストール、セーターともにカシミヤ製。かすかに香水をふることもポイントです。
脱げば脱ぐほど色気が増していくマジックコーデの真髄ですね。
今回のポイントをおさらいすると、
・“アズーロ・エ・マローネ”は、青7:茶3の比率で。
・知性を感じさせるネイビーで都会的な雰囲気に
・ベージュを少量使って、シックながら軽やかなイメージを演出。
・要所要所にカシミア素材のアイテムをちりばめて“エロ”注入。
・ストールにはかすかに香る媚薬を忍ばせる。
是非ともこの冬のコーデにイタリアの風を取り入れてみてください!
TEXT:FORZA STYLE