頭には人工中絶という文字が浮かんでいたという。
「妊娠に気がついた当初から、その選択があったと思います。本当に情けないですが…」。
誰にも相談できない日々が続いたという。
「大学からの大親友がまさに不妊治療をしていたんです。彼女にはなんでも話してきましたが、さすがにこのことは話すことができませんでした。彼女からしたら喉から手が出るほど欲しい命を私は蔑ろにしようとしていたんです。きっと許せない気持ちですよね。ほかの友人にも今さら?と言われそうで…。唯一相談をした実母からもひどい言葉を投げかけられて、もうどうしたらいいのかわからないそんな状況でしたね」。
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