秋冬は防寒を兼ねてヘッドウェアにも気を遣いますよね。
だいたいのオジサンは、ベースボールキャップかニットキャップにしていますよね。
それももちろん定番の着こなしだから問題なしですが、オシャレオジになりたいならちょっとこだわってみませんか?
ここでおススメしたいのが、ハンチング&キャスケットです。
ハンチングとキャスケットの違いは、キャスケットはハンチングの頭の部分が全体的に膨らんでいるタイプの帽子のこと。
ハンチングといえば、少し年配のおじさんがかぶっているイメージを持っている人も多いはず。ところが現在では、性別や年齢を問わず幅広く愛用されるお洒落なファッションアイテムになっていること、ご存知でしたか?
しかし、初心者にはなかなかかぶりこなすのが難しく、手を出しづらいのも事実。そこで今回は、ハンチング&キャスケットをスマートにかぶるコツをお教えします。
ハンチング&キャスケットが似合うタイプはどんな人?
ハンチング帽が似合うタイプの人はズバリ、頭が小さい人。そして丸顔よりも細い、シュッとした面長の人です。
キャスケットの方が比較的、日本人特有の顔型にフィットしますが、ヘッドが大きすぎると大黒様になっちゃいますから気をつけて。
……と身も蓋もないことを言ってしまいましたが、自分はどちらにも当てはまらないという人も、肩を落とす必要はありません!
次の2つのポイントに注意して選べば、ハンチング&キャスケットはどんな人でもかぶりこなせるのです。
ハンチング&キャスケット選びで失敗しないためには
一番重要なポイントは、自分の頭の形にあったジャストサイズのものを選ぶことです。これは自分で実際にかぶって確認するしか方法はないのですが、いまはなかなか店頭に足を運べないという人も多いでしょう。
どうしてもオンライン通販などで買うしかない場合は、欧米人の頭を基準に作られているインポートブランドのものよりも、なるべく国内のドメスティックブランドの中から選ぶほうがベターです。
そして、次に注意したいポイントはツバの幅です。
帽子が似合わない理由の多くは、ツバと顔の幅のバランスの悪さによるものなので、実はとても重要なのです。ツバの幅が自分の顔の幅よりも大きいハンチングを選べば、相対的に小顔に見える効果があるのでオススメです。
ハンチング&キャスケットのかぶり方を徹底解説!
ハンチングは、つばの位置を決め、前からかぶるのがコツです。つばの位置はあまり上すぎると前後のバランスが悪くなるので、かぶったときにハンチングがちょうど水平になるようなバランスでかぶるのがよいでしょう。また、ツバ部分は顔の中央部分にもってくるのが基本ですが、お好みで左右のどちらかに傾けてもお洒落に決まります。
【1】つばの位置を決めて、ハンチングを顔の前にもってきます。
【2】眉の上の額部分からゆっくりとハンチングを頭にかぶせていきます。
【3】ハンチングのつば部分と後方部分が水平になるようなバランスでかぶります。
いかがでしたか?
スーツからカジュアルまでお洒落上級者の紳士イメージがあるハンチングですが、これらのポイントに気をつければきっとかぶりこなせるはず。キャスケットはそれに比べてワークスタイルやカジュアルに寄せて使いこなせば、大人感を演出できます。
この秋冬はぜひハンチング&キャスケットにチャレンジしてみてください!
PHOTO:Getty Images
TEXT:FORZA STYLE