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LIFESTYLE そこが知りたい! 暮らしの真相

「大浴場に人糞が垂れ流し」「外から鍵をかけて…」いま、地方のリゾマンが「姥捨山マンション」と化しているあまりに悲しい理由。

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「両親ともに50代、60代で認知症になり、自宅での介護も経験しました。確かに認知症の介護は想像を絶するものです。同時に認知症を患った親だけでの生活など到底無理な話だと実感します。しかし、認知症になったとて、行政の特別養護老人ホームにすぐに入れるわけではありません。順番待ちというところが多い。

さらに認知症になると同じ病院に長くはいられないため、数ヶ月ごとに転院の必要があります。賃金が上がらず、値上げばかりが叫ばれる今の日本では、多くの人が自分で生きるのに精一杯。認知症の親にそんな労力もお金もかけられないのが現実です。

リゾートマンションには管理人がいて、コンロもガスではなく電磁調理器が主流、車がなければ1人で出かけることも困難です。宅配を活用すれば、食べるものはなんとかなる。お金のかからない老人ホーム、そんな位置付けで住まわせる、いや捨てるんではないでしょうか」。

平塚氏が見た事例では、近郊からやってくる親子も多いという。



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