コーデに馴染みつつ存在感を放つボリューム感がちょうどいい!
第122回はアディダス オリジナルスのライバルリー ローです。
「スタンスミス」や「スーパースター」と言えば、今もなお愛される「アディダス オリジナルス」の名作ローテクスニーカー。コート系スニーカーとしてストリートで爆発的人気を誇っているわけですが、レトロブームの昨今では、隠れた名品が洒落者たちの間で沸々と注目を集めています。それが「ライバルリー ロー」です。
86年に登場したバスケットボールシューズのライバルリー ローは、当時のスニーカーカルチャーでも高い人気を誇りストリートシーンを席巻。本作は、当時のルックスのままに現代的なアップデートを施した一足なんです。
オーセンティックなバスケットボールシューズをベースとしているため、クッション性に優れそれに伴うボリューミーなシルエットが存在感を後押し。レザーアッパーによる光沢感がシックさをアピールし、お馴染みのスリーストライプスもアクセントに。モノトーンの「ライバルリー 86 ロー」なら、上品なボトムスからワイルドなデニムまで幅広くマッチし、今どきなストリート感を楽しめます。
スニーカー好きからも支持を得ている注目の一足であり、大人らしい履き姿が得られるとあれば狙い目。知る人ぞ知る名作っていう響きも、物欲を掻き立てますよね!
あらゆる方面でのグリップに適したソール形状で、スケーターから人気なのも納得。小さくあしらわれたピボットサークルが、バスケットボールシューズであることを誇示。
白をベースに随所にカラーリング施した一足は、ビビッドなオレンジがアイキャッチとともにレトロ感を加速。とは言えポイントであしらっているため、派手すぎず子供っぽさを感じさせません。白スニーカー感覚でコーディネートできちゃいます。
スエード調のアッパーに深みのあるカラーが相まって、クラシカルなカレッジテイストが魅力。部分使いしたホワイトが重厚感を和らげ、都会的な雰囲気に仕上がっています。履き口やインソールのクッションがコンフォートな履き心地を実現。
シックな佇まいのネイビーに対し、カジュアルで遊び心を香らせるグリーンもラインナップ。元のレトロ顔も手伝って、アメカジなどの無骨な装いのハズしの一手としても活躍します。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Hayato Hosoya
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