【後編】「総額300万円以上かけて冴えない娘を婚活プロデュース！」元CAの母が語るハイスペ男性を射止めるための婚活テクとは……！

【前編のあらすじ】

元CAの香織さん（仮名・52歳）には名門大学院に進んだ娘・真子さん（仮名・24歳）がおり、全くの男っ気ナシ。娘の将来を案じた香織さんは、自ら大手結婚相談所「J」の加盟店で婚活カウンセラー兼仲人として働き、成婚率の高い女性の分析を始めた。

そして、選ばれる女性になるため、真子さんに美容整形を勧めた。

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香織さんは語る。

「結婚相談所では、年齢とルックスが大事ということがわかったので、娘には二重瞼の整形を勧めました。年齢は20代なので問題ありませんが、女性はぱっちりした瞳のほうが可愛らしいですから」

日々のレポートや論文に明け暮れていた真子さんも、香織さんの言葉に耳を傾けた。

「理系に進んだ娘は、何かと言えば『その根拠は？』と訊くのが口ぐせでした。整形にしても『さらに美しくなるため』『いい結婚相手を見つけるため』と言っても聞くはずがありません。なので、娘の顔写真に『美の黄金律』の線を書いて、説得してみたんです。

同時に、知性に美貌が備わった場合のメリットも伝えました。人の第一印象や周囲の友人知人がいかに人生を左右するか。いざ結婚を考えた際、有利に働く女性像などを論理的にプレゼンしたんです」

結婚相談所で多くのカウンセリングをしてきた香織さんの言葉に、真子さんは納得して美容整形を受けたという。