レクサスRC Fにコレクション級の限定車が爆誕！

もう一方の「Emotional Touring」ではボディカラーに限定色チタニウムカーバイドグレーのみ設定。フロントのカーボンフードがボディ同色、リアのスポイラーが格納式のカーボンアクティブリヤウイングになりますので大人テイストのRC Fになります。

価格は両モデル共通の1500万円。ベースグレードのパフォーマンスパッケージ車が1455万円なので45万円のエキストラプライスとなります。公式HP上の動画を見る限り、職人が8気筒分のかインジェクターまでチャックしているので対価以上の価値があるといえます。

振り返ればレクサスRC Fもデビューから10年近く経過しました（日本導入は2014年10月23日）。年度毎にアップグレード、もしくは特別仕様車の設定など、現在に至るまでトピックに欠くことのない後輪駆動のスポーツカーです。

驚異的なのはパフォーマンスのみならず、既存ラインナップの価格が据え置きなこと。少なくとも2021年9月2日の一部改良モデルの発表から2年経過しても値上げされていないのです。

余談ながら2014年導入時の価格は、標準車953万円、カーボンエクステリアパッケージ1030万円でした。当時の消費税率は8％。2023年10月6日現在のそれぞれの価格は標準車1058万円、カーボンエクステリアパッケージ1138万円、消費税率は2％上がって10％です。

決して庶民的な価格のクルマではありませんが、そのパフォーマンスを考えれば、世界中見渡してもバーゲンプライス。その価値をあらためて認識するのでした。レクサス恐るべし！

Text：Seiichi Norishige

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