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【日本一売れている車】新型となってもN-BOXが老若男女に支持される理由

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■もともと快適だった後席が、さらに快適空間に!!

インテリアも大きく改良されています。先代N-BOXは、ドライバーはステアリングホイールの上からにメーターを見る形式でしたが、新型ではステアリングの内側を通してメーターを見る形式へ変更されています。これによってダッシュボード上面が水平になり、広々とした印象となりました。ステアリングホイールのスポークは3本から2本へ削減され、メーターも、これまでの針タイプから7インチの液晶デジタルタイプとなり、視認性が向上しています。

N-BOX標準車の運転席周り。ステアリング上部からのぞいていたメーターの位置が下がり、ステアリング越しに覗くタイプとなった。そのおかげでダッシュボードはすっきりとした(写真はオプションの9インチ Honda CONNECTナビを装着)

センターコンソールのシフトノブや、ナビゲーションモニターといったアイテムはそのままの位置ですが、助手席側にあった小物トレイが、高い位置へと変更になりました。また、目に入るパーツの角はすべて丸めた「カドマル」処理が施されており、優しい雰囲気が漂うように。カスタムはブラックを基調としたインテリアデザインとなっており、全体的に引き締まった印象です。

ほかにも、新型では静粛性を高めるために、ルーフやフロアに使う部材が変更されており、高速道路のクルージングなどでは、ますます静かで上質な走りが楽しめるようになったようです。

N-BOXカスタムのインテリア。質感の高い表皮を用いたシートが引き締まって見えてよい

先代モデルで評判の高かった後席エリアも、後席から見たときの前席シートバックのショルダー部分を細くしたことで、後席に座ったときの前方視界が広くなり、また、肩や肘があたっていた内張りを凹ませたことで、左右方向のスペースも広がっています。

なんと、先代比で55mmも左右幅を拡大しているそう。もちろん、N-BOXのウリでもある荷室の使い勝手は、これまで通りに備わっています。後席シートを折りたためば広大なエリアが誕生しますし、背の高いベビーカーを畳まずにそのまま積み込むこともできます。

 

■期待されていたハイブリッドは、現時点未設定

現時点でNAガソリン車とターボ車があることは判明していますが、エンジンの性能や燃費といった数字などは公開されていません。また、期待されていたハイブリッドの存在も明かされていません。筆者は、新型N-BOXにはバッテリーEVが追加されると予測していますが、詳細が明らかになるのは、10月の東京もビリティショー2023でしょう。期待して待ちたいです。

Text:Kenichi Yoshikawa
Photo:HONDA
Edit:Takashi Ogiyama



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