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以前、ラルフ ローレン パープル レーベルのメイド トゥ メジャーで春夏用のスーツを仕立てた編集長干場。
ラルフ ローレンのスタイリッシュな感性と最高峰のクラフツマンシップ、さらに繊細なディテールまでが融合するサービスが素晴らし過ぎて、大変に気に入ってしまったため、今回はラルフ ローレン 表参道を訪れ、秋冬用のスーツを仕立てることに。

あらためて、ラルフ ローレン パープル レーベルのメイド トゥ メジャーについて解説すると、マシンメイドとハンドメイドの2パターンでオーダーが可能。
マシンメイドと謳うものの、細部は職人が手縫いで仕立ているのが特長です。

現在10型以上のモデルからオーダーが可能ですが、今回ピックアップして紹介するのは 代表的なモデル4型。
まずは肩パッドがしっかりと入った英国的なスタイルでありながら、着心地はイタリア的な看板モデル「グレゴリー」から。こちらはナローラペルでスリムなシルエットを描きます。
ラルフ ローレンらしいモダンなテイストに仕上げているため、スタイルが良く見えるのがポイントで、以前編集長干場は 「グレゴリー」でスーツを仕立てています。
続いては「ケント」。「グレゴリー」より肩パッドを薄めにしてソフトに仕立て、イタリアンテイストを少し加えた人気のモデルです。ピークドラペルだけでなく、ノッチドラペルでもオーダーが可能です。
そして、完全に肩パッド・袖山をゼロにして、より軽やかでソフトに仕立てた「ハドレー」。堅いビジネスシーンには不向きですが、カジュアル化したオンシーンでならまったく問題なく着こなすことができます。
4型めは、ラルフ・ローレン氏が実際に愛用している6つボタンのダブル、下1つ掛け仕様の「ラルフ」。肩パッドもしっかり入る力強い肩のラインで構築的、Vゾーンが深めで、着丈は短めです。

こちらはハンドメイドのみでの展開。ハンドメイドの場合は、芯地が異なり、襟付けや袖付けなどのすべての工程を熟練した職人が手縫いで仕立て上げます。
どれも構築的なシルエットに対して、ソフトな仕立てと生地であるのが魅力なラルフ ローレン パープル レーベルのスーツ。
仕立てる際に どんな生地展開があるのか気になった干場は、スーツにふさわしい生地のバンチブック(生地見本帳)を見せて頂くことに。

ラルフ ローレンには、つねに1000種類以上の生地見本が用意されており、なかにはラルフ・ローレン自身が所有していた生地もあります。
その中からおすすめの数冊を提案いただき、それぞれを拝見した瞬間、干場は感動!

ラルフ ローレン パープル レーベルとして ふさわしい生地のみを厳選して揃えているため、端正でまったく無駄がない。しかもエクスクルーシブで、他では使用していない独自の生地なのです。
「他メーカーでオーダーする際、"この生地では作らないでしょ…"と思うようなものまで入っていて、一枚に絞るのですら大変なのに、目を通すだけでも困難。メーカーとしては幅広いラインナップが揃っていることがサービスなのかもしれませんが、絞っておいてもらえる方がありがたい」と、干場。
どんな生地で仕立てようか悩んでいると、スタッフの方から、ラルフ ローレン パープル レーベルではスーツ以外にも さまざまなアイテムをオーダーできることを知らされます。

※襟のデザインは、全部で10種類程度。イタリアの工房ですべてハンドメイドで仕上げます
ジャケットやパンツ、シャツ、ベスト、コートは基本として、それ以外にも靴やバッグ、ジュエリーなどに至るまでオーダーが可能。



※エングレーヴィングは3文字まで。納期は約4カ月~。
さらに、干場が普段から愛用するライダースまでもがオーダーできると聞いて、食指が動くも…

初志貫徹。
…のはずが、看板メニューであるブレザーを紹介された途端、気持ちが揺らぎます。

すでに、ブレザーだとシングル2つボタンの「グレゴリー」を所要している干場ですが、16〜17歳の頃に渋カジが流行り、着ていたブレザーがラルフ ローレンだったことを思い出し、いま改めて大人になり、ブレザーをダブルで仕立ててみることに興味が湧いてしまいます。
そこに追い討ちをかけるように登場した、一冊のバンチブック。

こちらは「ネイビーブック」と呼ばれる、ブレザーに使えるようネイビーの生地だけでまとめたもの。
本来 バンチブックはメーカーや生地ごとにまとめられているものですが、ラルフ ローレンがどれほどネイビーというカラーを大切にしているのかが伝わります。

カシミヤから麻、ウールのサキソニーまで豊富に揃い、しかも美しい生地しかライナップされていないところに干場は 驚愕。

一気に転換し、「ケント」で 6つボタン、ダブルのブレザーを仕立てる方向に。


シルエットや生地を選ぶ以外にも仕様、ボタンなども選べるとのことで、ひとつひとつ吟味。ある程度骨子が定まったところで、採寸へと進みます。

サイズサンプルを試着しながら、各所のサイズを計り、肩やウエストまわり、着丈・袖丈などを調整。
さらには、腕振りに合わせて袖付けを変更するなど、細やかな部分まで詰めていきます。

最終的にすべてが決定して、オーダーは終了。
生産はイタリア、しかも手作業を含めるので、納期は時期にもよりますが約3〜4ヶ月後。裾や袖などは未処理の状態で届くので、再度フィッティングして微調整し、完成したものが手元に届きます。受け取りに関しては、店頭でも発送でも可能。
「このセカンドフィッティングがあるおかげで、作成中に体型が少々変化しても、柔軟に対応して頂けるのがありがたい」、と干場。
気になる金額は、税込で 47万5200円。
決して安い買い物ではありませんが、熟練した職人が自分のためだけに時間を割いて仕立てくれることを考えたら、高くは感じません。ラルフ・ローレン氏の意思を感じながら、身体にピッタリとフィットしたスーツで仕事をしたら、いつもより良い仕事ができそうな気がしますしね。
ちなみに、お支払いはオーダー時に半額以上を内金として納め、残りは受け取り時が一般的。もちろん、オーダー時に全額納めても問題ありません。
と、ここまできてオーダーの楽しさにあらためて気づいてしまった干場は、ブレザーだけに飽き足らず、本来のスーツ、そしてライダースや靴まで……

実際どんなものを追加オーダーしたのか、そしてブレザーについては、完成した際に再度ご紹介しますので、そちらもお楽しみに!
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Video:Shingo Takeda
Photo:Ikuo Kubota
Edit:Ryutaro Yanaka