現在は核家族化が進み女性の社会進出も増加し、令和3年時点においては夫婦共働き世帯は全体の7割を占めた。母親だけに仕事・家事・育児の負担が偏らないよう、父親のサポートや理解は必須になってきている。
だが、昭和世代の価値観は根深く残る。
子育てに熱心な男は仕事がおざなりになってしまう、育休をとるなんて嫁の尻に敷かれているようで情けない、男は外に出て仕事で稼いでくるべきといった考えは消えていない。
「夫が声を荒げたことには驚きましたが、胸の内で思っている感情をそのまま言ってくれてスッキリしました(笑)だいいち、夫と私は年収が同じくらいなので『男が稼ぐべきと言われても』共感できません。夫が怒鳴ってからは義両親との関係が気まずくなったので、二人目が生まれるまで連絡を取らず、会うのも控えていました」
それから7ヵ月後に、第二子となる長男が誕生した。
職場の理解もあり、夫は約5ヵ月の育児休業を取得。夫婦で3歳差育児を乗り越えた。
RANKING
1
2
3
4
2
3
4
5