■デザインと生地の実力は？
巷で人気の『スウェット』は、現在ユニクロのアイテムの中でも注目の的です。世代によっては『トレーナー』と呼ばれる事もありますが、どちらも日本独自の呼び名であり、同じアイテムを指しています。
そして、実はスウェットとは、コットンを平織りしたニット生地なんです。ウールのニットとは別物とはいえ、特徴的には似ている部分があるのも頷けます。どおりで伸縮性が高く、着心地が良いワケです。オーバーサイズにビッグシルエットなど、まさに昨今のトレンドである「リラックス感」にハマる素材なんですね。故に今の時代では、スウェット＝部屋着ではなく、スウェット＝今っぽさ、という図式になっているんです。
今回のセットアップは、発売から1年でやはり定番化となった【スウェットカーディガン】と、低価格で高クオリティの"ワンマイルウェア“の定番、【スウェットパンツ】です。
まずこのカーディガンは、昨年まではブルーのみの展開でしたが、今シーズンはブラックカラーも登場。もともと価格、デザイン、質感と3拍子揃っていたアイテムだけに、ファッション性の上がる「黒」を選べば、より雰囲気も増しますね。改めてこのカーディガンは、ユニクロの名作だと思わせてくれます。
次に定番のスウェットパンツは、良い意味で普通であり、特別主張のないシンプルさが魅力です。シルエットは程よくルーズだけど崩れ過ぎない好バランス。その秘訣はウエストと裾がリブ仕様になっているため、フィッティングが安定していて、シルエットを先端で引き締めているからなんです。こちらもシルエットを考えると、カーディガン同様に収縮効果のある「黒」との相性が良いですね。
質感に定評のある生地にも注目です。肌触りが良くやや薄手で軽い生地なので穿き心地も◎「黒」を選ぶ事で重厚感をプラスできるので、スポーツウェアのそれとは差別化した、"都会的なモダンスウェット“という見え方になるんです。これで上下合わせて6980円なら、ワンマイルウェアとしてはかなりお値打ちです！ どうせ楽するなら、今っぽく揃えてみてはいかがでしょうか。
