男性陣が抱える特に深刻な悩みの代表格「足のにおい」
特に夏の時期は暑さで蒸れがち。家に帰って靴を脱いだら大惨事なんてこともしばしば……。
夏のオフィスやお座敷タイプの居酒屋で嫌なにおいがしたらサイアクです。
様々な対策をしてきたけど根本的な解決に至らない方はもしかしたら原因は靴の中にあるかもしれません。
自分の足そのものの対策も大切ですが、意外と忘れがちなのが革靴の中のメンテナンスです。
消臭スプレーをかけるだけ。なんて方も多いのではないでしょうか?しかし本当はもっと手をかけた方が革靴はベストな状態を保てます。
そもそも通常の消臭スプレーは本来革製品に対しての使用を考えられていないので、使用しないほうが無難です。長く愛用するためにも正しいメンテナンスを行うべきです。
そこで今回は本当にやるべき革靴のにおい対策を紹介いたします!
そもそも悪臭の原因はカビや細菌
そもそも臭いの原因はカビや雑菌です。靴の中はホコリや汚れ、汗の水分などによって雑菌が繁殖しやすい環境なのです。そのためこまめに靴の内部をメンテナンスすることが大切なのです。
特に靴のつま先に取ってある「捨て寸」という部分が靴下由来の繊維くずやホコリが溜まりやすいので要注意。溜まったホコリが靴の油分や汗を吸ってカビが発生しやすくなってしまいます。
そこで活躍するのが消毒などにも使われるアルコールです!
コロナ禍で家に常備したものの余って使い所に困っている方も多いのではないのでしょうか!?
このアルコールをコットンに含ませて靴の中を拭きながら、つま先に溜まっているホコリや繊維くずをしっかり取り除いてあげてください。
すべて取り除くことが重要で、取りづらい場合は、割り箸など細く長い物にコットンを巻き付け、ゴムで固定して掻き出せば、ほとんど取り出すことができます。
もしカビが生えていたら
もしカビがあるようでしたら、カビに効果のある強力なクリーナーや、サドルソープの出番になります。
ワックスやクリームを落としてから、ブラシや濡れタオルなどを使って靴全体に均一に水分を馴染ませ、付属のスポンジを湿らせてサドルソープを泡立てながら丁寧に洗浄します。
カビや汚れが取れたら、今度はスポンジをよくすすいで、再度水を含ませて靴を洗い流し、泡が落ちるまで繰り返してください。最後に固く絞った濡れタオルで水気を拭き取り、その後よく乾燥させてください。
正直これらを自分で行うのは大変なので専門のクリーニング店にお任せるのが安心かもしれません!
保管方法も大切
保管するうえで最も大切なのは風通しです。とにかく湿気がたまらないような環境を作ってあげてください。
そこで役に立つアイテムがニスが塗られていない木製のシューツリーです。
型崩れ防止に加えて吸湿効果もあり、革靴を良好な状態に保ってくれますよ。
いかがでしたでしょうか?
革靴の臭い対策の紹介でした!
まとめると
・カビ、ホコリの除去
・アルコール消毒
・風通しの良いところで保管
この3点がポイントのようですね!
まだまだ夏は続きます。オフィスや居酒屋で「あの人足クサい……」なんて思われないように出来る対策は徹底させていきましょう!
Text : FORZA STYLE