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FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
FASHION 恥をかかない。大人のスタイル講座

【オジサン、その足元で大丈夫??】靴紐を正しく結ばないと、靴もスーツ姿も台無しです!

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革靴は基本、真一文字に通しておけば◎!

梅雨時期の通勤ラッシュ。無数の傘から靴に向かって零れ落ちる雫を避けるため、足元を見つめながら乗車していると、ふと気になることが…

gettyimages

それは革靴の紐。シューレースの結び方、通し方の法則性がバラバラなビジネスシューズをチラホラと見かけ、もしかしてこれは『手入れをすることなく、買った当時の状態で履いてるんじゃないか…?』と思うほど、無秩序な光景が広がっていました。

無論、この不恰好なトラブルはメゾン・ハイブランドの直営店では 起こり得ないんですが、専門店ではない量販店などでは販売スタッフの手癖、もしくは初めに試着したお客さんの通し方のままということなんて正直ザラ(手間や人件費を考えればおざなりになる箇所なので、まぁ致し方ない部分ではある)。

ましてや、究極に めんどくさがりな人なんて、毎回紐をほどくことなく脱ぎ履きする始末ですが、やはり靴の顔でもあるアッパー部分を担うシューレースが不揃いだと、ともすれば「注意力が散漫」、「気が抜けてる」印象に見えてしまい、いくらスーツでも格好がつきません。

そこで今回は、革靴に関してのシューレースの通し方をピックアップ。こと革靴に関しては2つの結び方さえ覚えておけば問題ありません(一応、スニーカーに関しては 代表的なオーバーラップとアンダーラップの2種類が存在しますが、それはまた後日)。

それではまず、はじめに紹介するのがシンプルで簡単でホールド感も高く、緩みにくい“シングル”から。

 

続いて、一見シングルと同様に見える“パラレル”は、緩ませやすく、脱ぎ履きも便利なので、外回りが多い営業職や夕方以降足がむくみやすい方にお勧めです。

 

 

紐の結び方、通し方の詳細は、FORZA STYLEオリジナルの『HOW TO 動画』をご覧いただくとして、ここでは省略しますが、誤解を恐れずに言うと革靴は基本、 "真一文字に通せば恥をかかない"と覚えてもらえたらOK。

その上で、この動画に補足入れるとすれば、仕上がり・見栄えを左右対称にすること。要するに左右のスタート手順・位置を逆にするということです。

内羽根式は比較的見えにくくはなってますが、外羽根式だと紐の重なりが正面から覗けてしまう場合も多く、左右とも同じ手順をついつい癖で行うと、斜めに向かう紐が同一方向となり ――もっとも車内(社内)で良く見受けられた―― ゆーとぴあ「よろしくネ!」状態になってしまうんです(例えが古すぎか…)。

 

とまぁ、ここまで説明しながらも、履く人それぞれにタイプや嗜好があり、マナーこそ存在しますが本人の自由です。

しかし、フォーマルな内羽根式シューズに、カジュアルなスニーカー結び(オーバーラップやアンダーラップ)といったような、靴の印象および構造に抗うような組み合わせや拘りは、ビジネスマンであれば、避けたほうがベターかと。

週末、靴磨きを欠かさないフォルツァーなら既にクリア済みの案件かと思いますが、意外とうっかりミスが起き易い部分でもあるので、月曜日までに一度靴紐を確認してみてはいかがでしょうか?

TEXT:FORZA STYLE



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