【後編】ママ友の正体は「盗人転売ヤー」 友人の現金やブランド品を盗むゲス妻に下された鉄槌。

ブランド名・名称を打って検索をかけると、持っていたピアスと同じデザインのものが10件ほど見つかった。そのうち、「【超美品！】」の文字が装飾された画像が目に留まった。

画像をタップし出品者のアカウントページを見てみる。すると、出品者が由美子であったことがわかったという。

「フリマアプリって基本匿名だし、アカウントが膨大なので本人と特定するのは難しいです。だけど、由美子だと断言できる自信がありました。私があげたはずの子ども服、おくるみ、入らなくなったトレーニングウェアも同時に出品されていたんです。発送元の地域を見ると住んでいる県も一緒。これは由美子だ、と確信しました」

出品されたピアスは既に売れており、定価の半額以下の45,000円で取引されていた。

「もっとヤバいと思ったのが、買取側が値引き交渉したようで値引きに応じていたことです。もともと50,000円で出品していたのを5,000円値引きして、45,000円で売ったようなんです。コメント欄に値引き交渉のやりとりが残っていたんですよ（笑）。人から盗った物を値引いて転売するなんて......。ありえなすぎて人格を疑いますよね」

美咲さんは怒りが収まらず、フリマアプリ画面のスクリーンショットと一緒に由美子にLINEを送ったという。

「人の物盗んどいてフリマアプリで売るなんてどうかしてるよ。今まで財布のお金を盗ってたのも由美子でしょ。ぜんぶ知ってるよ」