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【2024年春夏メンズコレクション】フェンディ――新ファクトリーの光あふれるアトリウムを練り歩く

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トスカーナの風景を思わせるカラーや、植物顔料で染めらたアイテムが新鮮

FENDI(フェンディ)は、6月15日(木)午後6時(イタリア現地時間)、フィレンツェ郊外の田園地帯に新設された「FENDI Factory(フェンディ ファクトリー)」で、アクセサリーおよびメンズウェア部門のアーティスティック ディレクター シルヴィア・フェンディによる2024年春夏メンズコレクションを発表。

コレクションは、フェンディ ファクトリーの職人たちに公開された後、プレスやゲスト、メゾンの友人たちが列席し、デュアルプレゼンテーションとして実施。建築家の隈研吾氏とともにデザインした特別なバッグやスニーカーも早くも話題です。

会場は、レザーグッズに特化したイノベーションハブ「フェンディ ファクトリー」

土とコンクリートに覆われ、トスカーナ地方の丘陵となじむように、新しく植えられたオリーブ園と地元の植物に囲まれた「フェンディ ファクトリー」は、レザーグッズに特化したイノベーションハブ。シルヴィア・フェンディの祖母、アデーレ・フェンディが、1世紀近く前にローマからこの地を訪れ、レザーグッズのクラフツマンシップを学んだそうです。

実用的エレガンスに基づいたシルエットと、職人の仕事の道具

フェンディ2024年春夏メンズコレクションは、コットンとレザーを使ったワークウェアベルトのパッチポケットがコレクション全体に散りばめられ、エプロンも、ホルターネックの襟付きシャツや、スカートとしてテーラードパンツやシティショーツの上にさまざまな丈で重ねられています。縮んだリブ編みのボディタンクからハイウエストのジッパー付きスーツパンツ、肘までボタン留めするニーレングスのドレスシャツまで、プロポーションはゲームのように競い合っています。

カラーは、トスカーナの風景を思わせるバーントアンバー、テラコッタから深いインディゴまでのミネラルシェードの地層を想起させ、軽いサマーウールとイラクサ繊維のニットは、アカシア、ジュニパー、ヘナ ポピーの植物顔料で染められています。

他の素材では、細かな「パターンプリント」リネンや生成りコットンドリルのドライな風合いから、「FF」ロゴスカーフのシルク、プロンジュやセレリアステッチを施したヌバックレザーの官能的なタッチまで登場。

イタリアのバスケット織り技術へのオマージュとして、コットンとリネンのコーティングシャツや、フェザーのように軽いニットのシアリングコートに織り込まれた「FF」ロゴツイードは、グラフィックシルクのセパレーツやインディゴフィルクーペの「FF」ロゴデニムにその効果が見られます。

同系色の「FF」ロゴジャカードやコットンフラワー刺繍、イブニング用のコントラストがついたタックステッチモチーフなど、職人技が光るトロンプルイユ(だまし絵)効果が施されています。

【問い合わせ】
フェンディ ジャパン
03-6748-6233
www.fendi.com



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