【後編】「デートレイプドラッグ」を警戒し過ぎる彼女がしんどい！難しい現代を生きる若者の恋愛事情。

「息子が少しだけお酒を飲んだことで、彼女の警戒心がいつもよりさらに強まっていたんでしょうか。彼女がトイレに立つ時は必ず同じタイミングで行ってほしいと頼まれたそうなんです。息子はいつでも彼女を席に残して自由にトイレに行っていいらしいんですが、逆はダメなんです」

「男とお酒の場をともにした時には、特に気をつけるべきだ、絶対に油断してはいけない」という彼女の強い意思を感じた、と息子は語った。

「お喋りしていても、不愉快な質問をやたらしてくると……。どんな質問なのか詳しく言わないのでわからないですが、例えば息子が甘い言葉をかけた時に『それって、私と何かしたいっていう意味？』みたいなことを聞いたのかなと想像してます」

デートの間中、まったく寛ぐことができなかった息子は、帰り道でも彼女のガードの固さに参ってしまったそうだ。

「帰り道に手をつなごうとすると『昼間はこんなことしなかったのに、夜になったからって何で手を繋いでくるの？』と不審がられたと言うんですね（苦笑）」