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和製ポルシェパナメーラか?新型クラウンのセダンはこうなる

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■FRベースのようにみえるシルエットが特徴

2022年7月に新型クラウンが世界初公開となった際に公開された写真をみると、新型クラウンセダンは、フロントからトランクエンドまでまっすぐに伸びたウィンドウラインや、リアウィンドウの強い傾斜、直線を基調としたキャラクターライン、ボディ上下方向の薄い厚みなど、先に登場したクラウンクロスオーバーの滑らかなスタイルとは大きく異なっている。

特に、ウィンドウラインはまるで先代の220系クラウンのようだ。エンジン横置きFFベースの4WDとなったクラウンだが、新型クラウンセダンのスタイルは、まるでFRベースのシルエットにも見え、伝統的な「後輪駆動セダン」を望む往年のクラウンユーザーにとって、うれしいデザインシルエットであろう。

新型クラウンセダン。クラウンクロスオーバーと比べると、全長プラス100mm、全幅プラス50mm、全高マイナス70mm、ホイールベースはマイナス150mmとなる。背が低くロングなスタイリングだ

新型クラウンセダン開発目標のボディサイズは、全長5030mm×全幅1890mm×全高1470mm、ホイールベース3000mm。クラウンクロスオーバー(4930×1840×1540、WB=2850)と比べると、全長プラス100mm、全幅プラス50mm、全高マイナス70mm、ホイールベースはマイナス150mmだ。トヨタのラインアップの中だと、MIRAI(4975×1885×1470、WB=2920)よりもやや長いが、レクサスLS(5235mm)やセンチュリー(5335mm)はもっと長い。



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