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中東では今でも人気なのに!日産サファリはなぜ国内市場から消滅したのか?

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■もともとプロユースメインだったサファリ

サファリの源流は、1951年に誕生した本格四輪駆動車「パトロール」です。頑丈なラダーフレームやシンプルで壊れにくいパートタイム4WDシステム、パワフルな大排気量エンジン搭載という特徴を持つ、機能性の高いモデルとして誕生しました。

初代サファリの1985年のマイナーチェンジで設定されたサファリ「グランロード」。乗用モデルではなく、1ナンバー登録の「バン」だった

その本格的な性能とタフさは海外でも評価され、ライバルのランクルとともに世界のあらゆる悪路で活躍。北米では、こうしたモデルがレジャーユースにもよく用いられたのですが、日本では主に警察や消防、現場作業などプロユースメインで使用されていました。

2代目サファリに設定されたワゴンモデル(3ナンバー登録の乗用車)。高級オフローダーとしての装備と機能性は十分だったが…

パトロールは1980年に日本国内市場向けを「サファリ」と改名し、ボディを刷新。ロングやショート、ハイルーフと標準ルーフ、3.3L ディーゼルエンジンや4.0L ガソリンエンジンなどバリエーションを増やし、その後はオンロードでの直進安定性や乗り心地を向上させながら、2007年7月に販売終了まで、3代にわたって日本市場で販売されました。



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