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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】「私がハマるわけがない」20代女性がなぜネットワークビジネスにのめり込んだのか、借金100万円に至った衝撃の実話。

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「会社員の給料だけでは生活できなくて、クレジットカードのリボ払いをしていたんです。確認したときはすでに100万円に膨らんでいて......。家賃や生活費を払ったあと、製品を買って。年収300万円くらいなのに首が回らなくなるのは当たり前ですよね」

日用品以外にも、美優さんが購入したのはさまざまだった。毎日の食生活をサポートするサプリメントのクワトロX(仮名)を毎月約1万円で定期購入、会員価格でも12万円する浄水器、素材の持ち味を引き出す鍋セットを約20万円で購入した。

しかし詳細を聞くと、すべてを製品購入に注ぎ込んだわけではなさそうだ。アポを取った友人との飲食代、待ち合わせ場所まで行く交通費、セミナー料。製品のほかに交際費も重なり、借金は雪だるま式に膨らんでいたと語る。

「毎月ちゃんと引き落とされていたので返済している気になっていたんです。ネットの利用明細を見ると元金減っていないのに気づいちゃって......。しかもそのとき周りも結婚ラッシュで、気づけば彼氏もいなくて借金だけが残ってて。これはヤバい、とハッとなったんです」

リボ払いは手数料(利息)が消費者金融並みに高く、100万円返済するのに150万円以上かかってしまうケースもある。

分割払いとの違いを知らず、利息をどのくらい支払うか計算しない人は多い。



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