純也に今までの経過を話し、離婚したい旨を伝えた。すると純也は「離婚したいなら応じるよ。母さんを虐めるような千春とは一緒に住めない」とあっさり離婚を承諾。なんと姑は、千春の反感や反抗を見越してか、「千春から虐められている」と純也を洗脳していたのだ。
千春と純也との間に子供はいない。結婚して1年足らずの離婚だった。
姑は、長い専業主婦の生活で、社会との繋がりがなくなっていたのだろう。義父はエリートで高収入。外見こそ紳士に見えるが、口数は少なく亭主関白な人だった。女性は家庭を守るものと姑は働くことを禁止されていた。
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