【ロロ・ピアーナの雲上シルク×カシミア】柔らかくて軽い穿き心地で気絶する、驚愕のニットパンツとは？

外出着としても まったく問題ないデザインに仕上がっているんですが、穿いた瞬間に"動こうとする意欲"が 完全に削がれます（笑）。

外出しようとする意思どころか、部屋の中でも なーんにもしたくなくなっちゃう。まるで天使に抱かれ… いや、悪魔に そそのかされてるくらいダメになるんです。もちろん イイ意味で。

せっかく街穿きまで想定して、一番使いやすいネイビー買ったっていうのに、いまだ活躍の出番すらありません。

ちなみに、これも地味にスゴいなって思ったポイントなんですが、ウエストのドローコードに使われてるのも同じ生地のシルク×カシミアです。

そして、その紐の先にはホーン（おそらくボタンに使われてるのと同じ水牛）がつけられてるんですが、紐の先に硬いものがあると 揺れたときにアチコチにぶつかって 違和感感じることが多いんです。

でも、この信じられないくらい柔らかいシルク×カシミアのおかげなのか、そんな衝撃をすべて吸収しちゃってて、穿いてるときは ホーンの存在すら忘れるほどです。

12月の声を聞くとともに突然冬らしく寒くなったので、今冬こそロロ・ピアーナのファーブーツ「スノードリーム（SNOW DREAM）」とか ジョンロブの2012年のイヤーモデル「JOHN LOBB 2012」とかに合わせて 外穿きにチャレンジしてみようかと息巻いていますが、おそらく穿いた途端 意気消沈して、一気に出掛ける気がなくなりま…・・

小粋なオチ思いつかず。

Photo：Shimpei Suzuki
Text：Ryutaro Yanaka