こちらのRUFFO。デザイン的には、あの頃を思い出させるようなジーパンのような5ポケットタイプ。コインポケットもしっかり付いてます。
アニエスのはボタンフライだったんですが、こちらはジップフライなのでトイレで まごつくこともありません。
穿いてみた感じ、シルエットはリーバイスの505に近い気がします。
"革パン"だからと、ハードに合わせるのではなく、足元には それこそ前回紹介したティンバーっぽいエルメスの編み上げブーツを合わせたり、ロロ・ピアーナのオープン・ウォークを合わせたり。なるべく黒っぽい着こなしにもならないように。
そうそう。じつは1サイズ上げて、少し緩めに穿いてます。タイトでロックっぽく穿くのも違う気がしますし。
そして、トップスには だいだい極上のカシミア。ざっくりと着ていることが多いです。
品質表示タグ的なものには PELLE、つまり「革」としか表示されていませんが、この極上の柔らかさなら 間違いなく羊革。
うろ覚えですが、アニエスの"革パン"の裏地がポリエステルだったのに対して、RUFFOのはレーヨン。シルクのような肌触りで、羊革の心地好さを妨げることもありません。
これから寒くなって活躍するシーズン到来なんですが、意外と穿いてる人いないんですよね…。寒い日の朝に、冷たくて硬いジーンズ穿くより圧倒的に快適で暖かいし、色落ちはないけど、経年変化も楽しめるからオススメなんですけどね。
Photo:Shimpei Suzuki
Text:Ryutaro Yanaka
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