なぜ、いま穿いてる人が少ないのか…? じつはメチャクチャ使えるのに
さて、295回めの自腹買いは、RUFFO(ルッフォ)のレザーパンツ a.k.a. "革パン"です。

意外と聞き馴染みがないかもしれませんが、RUFFOは1966年にイタリアで創業したレザーウェアブランドで、多くのメゾンに高品質なレザーを提供していたファクトリーとしても知られます。
また、1998年にはRUFFO RESERCH(ルッフォ リサーチ)というレーベルをスタートさせ、ラフ・シモンズ&ヴェロニク・ブランキーノのカップル、A.F.ヴァンデヴォースト、ハイダー・アッカーマン、リカルド・ティッシといった名だたる先進的なデザイナーを招いて、シーズンごとにコレクションを手掛け、大きな話題を集めました。
そんなブランドの"革パン"が、あるショップの最終セールで とんでもない価格で投げ売りされていたので、救出的な意味も込めて清水ダイブ! 昨今、レザーパンツって人気ないんですかね??
ちなみに、自分にとって"革パン"との出逢いは、また最近人気が再燃している agnes.b(アニエス・ベー)の羊革のもの。それまで怖いバイカーの先輩たちが穿いていた、ハードな牛革のバンソン(VANSON)なんかとは全然別物で、フランスのエスプリが効いているっていうか、ファッションな"革パン"でした。
そのせいあって、藤井フミヤさんや藤原ヒロシさんを筆頭に、ファッション関係者の多くも こぞって穿いてました。確か牛革のも展開があったんですが、そちらが6万円くらいだったのに対し、羊革は大台に乗っていて、それこそ清水ダイブして手に入れたのを覚えています。
暖かくて柔らかくて履き心地も最高だったんですが、柔らかいが故に あっという間に膝が出る…。脱ぐ度に積み上げた雑誌の間に挟んで健気に戻していたのも、今では良い思い出です。
では、話をクルリンパと戻して…