川崎:なんで?!
タカ:いやぁ…「私は一応働いてるから、おカネを払って買えるような女だと思わないで!」とか言って。逆ギレしちゃったんですよ。
川崎:前の彼には借りてたわけだから、お金を借りるのはよくて、もらうのは嫌という、プライドの問題かな?
タカ:うーん…。まあとにかくあっちがそれで怒っちゃって。バカにしないで!みたいな。
川崎:お金をちらつかされてイヤな目に遭ったことがあるのかな、日本人に……。大丸さん、「治療費、出してあげるよっ」て言っただけでしょ。その代わり何かしろってまさか言ったわけじゃないよね?
タカ:まあ…付き合ってくれたらみたいなことは言いましたけどね。
スタッフ一同:言ってんじゃん!
川崎:それはダメだよ!なにやってんの(笑)。それはロシアとかじゃなくて万国共通でイヤだよ(笑)。恋愛で商取引は禁止です。
タカ:へへへ……(バツが悪そうに)。
川崎:あんた、しっかりしなさいよ(笑)。ところで、大丸君は日本人とおつきあいしたことはあるんですか?
タカ:もちろんです。半年くらい前も、僕のファンだという女性と交際しました。講演会をした時に来てくれた聴衆なんですけど、もらった名刺に電話して「今度よかったらゴハンでも」と誘ったら来てくれて(笑)。彼女、翻訳者になりたかったらしいんですよね。
川崎:なんだか岡田斗司夫さんを彷彿させるようなお話ですわ。
タカ:でも、どうやら僕、「都合のいい男」だったんですよね。多分、他に男がいましたよ、あっちは。だって週末に会えなかったですもん。会うとしたら必ず平日なんですよ。
川崎:向こうは土日休みなのに?
タカ:はい。週末にデートに誘うと、「ちょっと私、予定があるから」って言って全然出てこないんですよ。だから平日ゴハン行って、たまにホテル行ったりしましたけど。でもホテル行くときもちょっとおかしくて。金曜の夜にゴハン食べてじゃあホテル行こうとなりますよね。「宿泊がいい?休憩がいい?」って聞くと、必ず「休憩がいい」っていうんですよ。
川崎:金曜なのに?
タカ:そう、金曜なのに。ある時、「お泊りすればいいじゃん」って言ったんですよ。そしたら、「いや、私最近ゆっくり寝てないから」って言う。だから「俺の隣でゆっくり寝ればいいじゃん」って言ったら、「最近、一人でゆっくり寝てない」と(笑)。おかしいでしょ(笑)
川崎:(爆笑)
タカ:普通浮気って男が足を出すもんでしょ!女が出すって何やそりゃ(笑)。
川崎:もう、今回は悩み相談というより「最強キャラ出現」でいいんじゃないかしら(笑)。タカさん、面白すぎます。婚活道場史上、最強の珍獣だわ。ところで、日本人で初めての人は誰ですか。
タカ:28か29くらいの時に知り合った、大阪の女性です。セミナーかなんかで知り合って、1年近く遠距離恋愛してたこともありましたね。
川崎:遠距離は難しいわよね。どの人の話を聞いてもやっぱり。
タカ:難しいですよね。今ほど正直言ってお金もなかったですから。そんなしょっちゅう大阪まで行けないワケですよ。
川崎:そのときは結婚しようとは思ってなかったの?
タカ:もちろん結婚は考えましたけど、あっちが10歳上だったんですよ。それでちょっと踏み出せなかったっていうのが今思えばありますね。経済的にも厳しかったし。でも、今なら満を持して結婚できます。なによりお金や時間的な余裕がありますから。普通のサラリーマンと違って夜の残業で22時23時に帰ってくるとかもないですし。奥さんを構ってあげられる余裕があると思いますね。
川崎:お子さんができたとしたら、育児にも参加できますか?
タカ:今の私なら、きちんとした方法論をもって子供をタカ大丸以上の天才に仕立て上げますよ。だから、川崎さんにどうしたら結婚できるのか、お伺いしたいんです。まともな女性はどこにいるんでしょうか。
後編に続く。
※この記事はFORZA STYLEに掲載された記事を再編集しています。