——年齢を重ねすぎると、治療は難しくなるのでしょうか?
岡嶋:AGAの治療に遅すぎるということはありません。80歳を超えた方でも、十分な効果が現れる場合もあるんですよ。
——岡嶋先生の治療法は、男性型脱毛症だけではなく、薄毛全般に対応しているものなのでしょうか?
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岡嶋:私のクリニックでは、脱毛の根本原因を改善することで、女性の薄毛や、その他の脱毛症や毛髪の悩みにも効果がある治療法を行っています。脱毛症の種類に関わらず効果が期待できますよ。髪質もよくなるし、肌の皺やシミにも効果があります。
また、IGF-1を増加させると、高血圧の改善やうつ症状の軽減など、生活の質を向上させることができるんです。ぜひご興味を持たれた方は、一度ご相談にいらしてください。
——そんな岡嶋先生のご趣味は何でしょうか。
岡嶋:毎晩、飲みます(笑)。コンビニワインで1500円くらいのものが好き。コンビニは厳密な商品選びをしているので、専門店で半端な知識で選ぶよりも成功するんですよね。
——家飲み、コンビニワイン派なんですね。ちょっと意外です。ペルシャ猫でも抱きながら、コニャックとか飲んでいそうです。
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岡嶋:僕は飲みながら歌います(笑)。中学生の時からギターでビートルズを弾いていたし、世代的にフォークソングが全盛だったので。ちなみにミスチルが大好きです。「しるし」、がいいですね。大きな声で歌をうたえばストレス解消にもなりますし、IGF-1も増えるんですよ。
Photo:Kenji Natsume
Text:Daisuke Iwasaki
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岡嶋研二(おかじま・けんじ)
1953年10月19日、大分生まれ。1978年、熊本大学医学部卒業。1982年、同大学院医学研究科修了。その後、ウィーン大学医学部留学、名古屋市立大学大学院医学研究科教授を経て、2012年4月より名古屋Kクリニックを開院。ネクタイはエルメス。シルクの感じが好き