——食事以外でIGF-1を増やす方法はありますか?
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岡嶋:生活習慣を改善することでIGF-1を増加させることができることもわかっています。髪の毛は午後10時から午前2時の間に成長します。その時間に深い睡眠をとるのが理想ですね。ただ、小学生ではないので夜の10時に寝ることはできないでしょう。午後10時から午前2時の間の、髪の毛のゴールデンタイムのうちに、ぐっすりと熟睡できる時間帯を少しでも取ることを心がけられるといいですね。
——運動も育毛には効果がありますか?
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岡嶋:体を暖めることでIGF-1は増えるので、運動は育毛に効果があります。軽めの有酸素運動がお勧めですね。私はストレス解消も兼ねて、1日1万から1万5000、毎朝歩いています。20年ほど体型は変わっていません。体を温めるという観点からいえば、シャワーよりも入浴がいいですね。私は43度のお風呂に20分ほど浸かっています。
——シャンプーはどんなものを選んだらよいのでしょうか?
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岡嶋:界面活性剤が入っているシャンプーはNGです。シャンプーの宣伝などで、毛穴のアブラも残さず落とす、という趣旨のフレーズを耳にしますが、毛穴が脂でつまると髪が抜ける、というのが間違いです。
後編に続く。
※この記事はFORZA STYLEに2018年2月に掲載された記事を再編集しています。
Photo:Kenji Natsume
Text:Daisuke Iwasaki
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岡嶋研二(おかじま・けんじ)
1953年10月19日、大分生まれ。1978年、熊本大学医学部卒業。1982年、同大学院医学研究科修了。その後、ウィーン大学医学部留学、名古屋市立大学大学院医学研究科教授を経て、2012年4月より名古屋Kクリニックを開院。
ネクタイはエルメス。シルクの感じが好き
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