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LIFESTYLE 愛と悲鳴の婚活道場

【後編】決死で婚活中の「元傭兵」に、致命的に足りないもの。

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川崎:そっか~。「女上官」を求めているのね。でもさ、結婚相手って“一蓮托生のバディ”でもあるのよ。妻だけが目標と作戦を考えて任務を遂行し、夫が思考停止していたら、バディとしては厳しいわよね。あと、もしそういう人がいたとしても、あなたはその司令官に人生を委ねる確証を持たねばならない。そんな女性はなかなかいないんじゃないかな。

光:そうなんです。元傭兵とはいえ、現在求職中の僕には、聡明で使命感があり、ビジョンが見えていて向上心が高い女性とお近づきになる可能性が皆無に等しい。

川崎:そんなこともないと思うよ。キャリア女性の夫が必ずしもハイキャリアの男性とは限らない。女性経営者の夫が主夫、非正規労働者、自由業ってケースはけっこうあるよ。でもなぜそう思うの?

光:なんでなんだろう、パワーカップル願望はあるのかもしれません。僕はハイキャリアの女性に幼い頃から敬愛の念を抱いています。川崎さんはそうおっしゃいますけど、夫婦ってパワーバランスあってこそ。

だって、少年隊の東山紀之さんの妻は女優・木村佳乃さんじゃないですか。俳優・水嶋ヒロさんの妻は、シンガーソングライター・絢香さんですよね。俳優・大泉洋さんの妻は、フジテレビプロデューサー。RIP SLYMEのILMARIさんの妻はモデル・蛯原友里さんですし。結局、夫婦は同じレベルの人が結婚するんです。僕はそれを強く思っています。

川崎:でも、その文脈からいうと、あなたがキャリアを極めなくてはいけないんじゃない? 婚活を始めるには、「自信」が何よりも必要だから、あなたが「カップルはパワーバランスが重要」ってそこまで思うなら、あなた自身がステイタスか実力を得なくてはならないじゃない。上官の指示に従う関係になるのは、まずそこからよ。

何度も言うけれど、実際の婚活では、そんなパワーバランスなんて関係ないからね。大切なのは価値観であり、「これからどう一緒に生きていくか」だからさ。

仕事をして、その蓄積を積み上げていくには、少なくとも3~4年かかるよ。あなたは傭兵の経験という、他者を圧倒する「切り札」があるのだから、要人のパーソナルボディガードとか、ビジネスパーソンや子供たちに向けて、自己防衛のためのプログラムを提供するとか、そういうビジネスをしたらどうかしら?

光:う~ん。でもそんなことができるんですかね?



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