試しに履いてみたら……あまりの心地よさにもう戻れません
第42回はホカのボンダイです。
数あるスニーカーブランドの中で、若手にもかかわらずその高い機能性と快適さで高い人気を誇る「ホカ」。愛用者から耳にするのは、「一度履いたら他の靴を履けなくなる」というアディクト宣言ばかり! そんな同ブランドのアイデンティティとも言える魅力は、見た目以上の軽快さの”厚底ぽってり”なルックス。しかもこっそり脚長に魅せてくれるので、お洒落したい大人にはありがた〜い一足なんです。で、今回ご紹介するのは、街履きとロードランニングを兼用できる「ボンダイ」シリーズ。
ホカの数あるロードシューズの中で、最もクッション性が高いボンダイ。こちらの「ボンダイ7」は、その高いクッション性に柔らかな履き心地を加え、形状記憶フォームの履き口がさらに後押しします。つまり、最高級のクッショニングを備えた快適な一足というわけ。もちろん、メッシュアッパーが通気性を確保し、傾斜のあるヒールが滑らかな足運びをもたらすなど、本格ロードランに欠かせない機能性も実現。と、まさに死角なし。
ボリューミーなルックスの一足は、スポーティやストリートがトレンドのファッションにおいても実にお誂え向き。運動性能を向上し、疲れにくい、その上洒落感も……アディクトが後を絶たないのも納得ですね。
ヒールからトゥにかけて、緩やかに傾斜を作ったアウトソールがスムーズな走りを可能にします。衝撃をサポートするコンプレッションEVAソールの採用や、ラバーの使用を最小限に抑えることで軽量化するなど、随所に快適性を追求したこだわりが。
より、都会的にコーディネートするなら真っ黒モデルがオススメ。使い勝手の良さは知っての通り、このボリューム感が今どきな着こなしを叶えてくれるはず。イエローの差し色が効いたものやシックなグレーなど、豊かなバリエーションも魅力的。
こちらは昨年リリースされた、推進力を向上するカーボンファイバーが特徴の「ボンダイX」の今季新色。クッション性はそのままにソフトな履き心地を提供。ボンダイ7よりもシャープなアッパーがソール形状とコントラストを生み、メリハリある履き姿を楽しめます。
普段使いをメインに据えた「ボンダイSR」は、レザーアッパーを採用。とは言え、一般的なレザースニーカー比べ、格段に軽く仕上げているのでご安心を。カジュアルさを適度に抑えているので、ビジカジとも好相性。オン・オフ兼用のコンフォートな一足です。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Hayato Hosoya
【問い合わせ】
デッカーズジャパン 0120-710-844
www.hoka.com/jp