以前、カシオ「G-SHOCK」の人気モデルをごっそりお借りし、イッキ見せしたのを、憶えておりますでしょうか。1983年誕生のファーストモデル「DW-5000C」もお借りできて、実は、福田がいちばん喜んでいたりして。「ロック福田の腕時計魂!」の視聴者=ソウルメイトからも、大きな反響をいただきました。
そしてその動画が公開されたのが2021年の2月。もう1年が経ってしまったのですね。
そういうわけで、当然、そのあいだに「G-SHOCK」の新作が多数登場。そして先頃、飛び切り特別な新モデルが登場したのです。
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それが「MRG-B5000」。「G-SHOCK」のフラッグシップである「MR-G」の新作として、初号機の「DW-5000C」の角型デザインをシリーズで初めて採用したという、まさにスペシャルなモデルです。
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最大の特徴は、「MR-G」であるため、フルメタルだということ。というと、「DW-5000C」のフルメタルモデルなら既にあったよね、という方もおられるかも。そう、そのとおり。2018年に発表された「GMW-B5000」が、それ。「DW-5000C」のスクエアデザインをそのまま継承し、新たな耐衝撃構造によりフルメタル化したシリーズで、イッキ見せでもご紹介しましたよね。
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しかし新作の「MRG-B5000」は、それとは大きく違うのです。というのは、「DW-5000C」は樹脂でつくることを前提にデザインされたもの。そのため同じデザインでフルメタルすると、研磨できないところができてしまう。研磨できないところがあるのは、フラッグシップの「MR-G」では、許されないことなのです。
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そこで「MRG-B5000」は、外装を根本から見直し、新しく設計。複雑な形状のベゼルを25個のパーツで構成するなどで、細かい部分まで完璧に研磨することを可能としたのです。
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さらに、素材も刷新。ベゼルのトップ部分に純チタンの約4倍の硬度と、プラチナと同等の輝きをもつ、コバルトクロム合金「COBARION」を使用。ブレスレットには純チタンの約3倍の硬度をもち、しかし加工性に優れた、チタン合金「DAT55G」を使用。いずれも日本で開発された先端素材です。
そうしたこだわりの結果、「MRG-B5000」は価格も相応に高くなっています。ですが、その価値は絶対にあり。なにしろ、デザインは初号機そのもの、仕上げの美しさはフラッグシップならでは、素材は最先端。となれば、最高峰の「G-SHOCK」である! といってよいはず。これは本当に大おすすめですよ。
MRG-B5000B-1JR
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タフソーラー、チタンケース&ブレスレット、ケースサイズ49.4×43.2mm、20気圧防水。46万2000円
MRG-B5000D-1JR
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タフソーラー、チタンケース&ブレスレット、ケースサイズ49.4×43.2mm、20気圧防水。39万6000円
【問い合わせ】
カシオ計算機 お客様相談室
03-5334-4869
G-SHOCK公式ウェブサイト
Text:Yutaka Fukuda