デジアナの初代を忠実に再現した、存在感大なルックスが超カッコいい!
第421回目は、カシオのG-SHOCK・AWM-500です。
ここ数年、一世を風靡した伝説的名作の復刻版リリースが続く「G-ショック」。発表するや否や多くの注目を集めるシリーズで、次は何が来るのか、なんて予想されている方も少なくないでしょう。で、登場したのが「AWM-500」。すでにお気づきの方も多いでしょうが、デジアナウォッチの初期モデル「AW-500」を忠実に再現したモデルであります! しかもギラっとパンチの効いたフルメタル仕様です。
ベースとなったAW-500と言えば、1989年にリリースされたG-ショック初のデジタル・アナログコンビネーションモデルでお馴染み。ベゼルとバンドはステンレスを採用し、AW-500の曲線を再現すべく、ベゼルに近いコマを丸みのあるデザインに仕上げています。ヘアライン加工やミラー仕上げといった研磨を部位ごとに分けて施すことで、より立体感と綺麗なメタルの質感を表現。こうした細部にまでこだわったデザインの一方で、耐衝撃や20気圧防水などAW-500を象徴する機能性もしっかり引き継いでいます。
何よりこのインパクトあるメタル仕様はG-ショックの鉄板定番! 金無垢でお馴染みの「GMW」然り、オクタゴンモデルで知られる「GA-2100」然り。当時を知っているだけに、G-ショックのメタルデザインはオジさんの物欲を刺激しまくり! 本作も例に漏れず、手に入れたい一本ではないでしょうか。
初代モデルをメタルで忠実に再現したブラックは、今年の10月に登場した新色。スマートな印象を与えるブラックは、メタリックな光沢も相まってシックな雰囲気に。LEDライトが付属し、夜間での視認性も高めています。
こちらが復刻したAW-500モデル。細かな部品が多いことから衝撃に弱いとされていたアナログ時計のイメージを見事払拭した、タフな仕上がりが実に魅力的。マットな質感のルックスが男らしさを強調し、コーデに馴染みやすいのもポイントです。
AW-500シリーズの中で、最も強インパクトを放つレッドバージョン。昨今のストリートトレンドにおいてはこのぐらいの派手さはむしろ、ウェアに負けない存在感を放つので意外にもちょうどいいかも。7年電池を搭載しているので、コスパは文句なしかと。
Styling:Takahiro Takashio
Text:Hayato Hosoya
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