春の陽射しと、ポカポカ陽気にピッタリな清潔感あふれる一足!
さて、207回目も まだ続けられそうなので「エルメス」。オールホワイトのスニーカー「オリンピック(Olympic)」です。
2020年の秋冬にはソールを進化させ、オレンジ色のアウトソールに変化を遂げ「ブーメラン(Boomerang)」と名前が変わりましたが、これはその前にリリースされていたもの。
ソールに至るまで 見事に真っ白です。ただ、ソールに幾何学的に刻まれている、「よく見たら H」なモチーフは一緒。
値段は いまリリースされているものより だいぶ安かった気がします。
って、このコも いまだおろさず新品のまま…。
#服魂ライブ などでもお話ししてますが、春が訪れると白いスニーカーが履きたくなって いろいろ探し歩いては買うを繰り返してますが、中学校指定だった白いスニーカー、とくに入学時に買わされて一瞬だけ履かされたジャガシグ(ジャガーシグマ)がヤングトラウマとなっているのか、なかなか巧く履きこなすことができません…。
ベタなところでいうとスタンスミス、コモン プロジェクトやスパルウォルト、ホカオネオネなんかにも手を出していますが、どれもそんなに履いていない……。儚い。
だったら買うなって話なんですが、清潔感あって爽やかだし、女子ウケも良い。
冬の間はどうしても、重厚で暗い色のシューズを履くことが多い反動で、あたたかい陽射しとポカポカ陽気になると、軽快で涼しげな白いスニーカーが欲しくなってしまうんですね。
白は汚れが気になるなんて言われますが、最近はケアアイテムも充実していますし、細かなシボが入った雄仔牛のレザー「ヴォー・エプソン」は汚れがつきにくいのに加えて、傷にも強く、耐水性も高い!
天候も気にせず、履くことができるってことで、まずは欲しい物リストに追加されました。
そして、スニーカーの中で最もブランドらしさをアピールするサイドの部分には「よく見たら H」なデザインはあるものの、「クイック」や「トレイル」みたいに はっきり「H」とは分からない感じがイイ!
さらに、ヒールのブランドロゴも刻印だけで色は付けられてないので、パッと見では どこのスニーカーかは ほとんど分からないのもイイ!!
そこにシビれる! あこがれるゥ!!
ということで どうにも欲しくなって今回も清水ダイブ。我が家のシュークローゼットに招き入れることになりました。
あくまでローテクなので、スポーツブランドがリリースするような履きやすさには届きませんが、エルメスのスニーカーってインソールと内側に至るまでブランドが誇りとしてるレザーが張られているので、足入れするとメチャクチャ気持ちイイ。
確かにスニーカーを買う値段としては高額ですが、"スニーカー見えする革靴"くらいに考えれば、買えなくもない。そんな言い訳してたら何足も何足も買うハメに…。
このまま履かないのは儚いので、白色のスニーカー履いて アスファルトを蹴って、わたしは駆けて行くことにします。何処か遠いところまで……
戻って来られるかな?
Photo:Shimpei Suzuki
Edit:Ryutaro Yanaka