FASHION 干場の「エコラグ」

創業135年! イタリア発 パントフォラドーロのスニーカーを黒と白で履き分ける

エコラグ-Hoshipedia 「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

シンプルスニーカーの極みともいえる一足

この手のデザインのスニーカーは、さまざまなブランドから登場していますが、僕のお気に入りは「Pantofola d’Oro(パントフォラドーロ)」の一足。いまでこそ、ファッションスニーカーの先駆けとして知られているPANTOFORA D’OROですが、実は1886年にイタリア中部のアスコリで創業した、れっきとしたスポーツシューズブランドなんです。

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ブランド名の由来は、1950年代にサッカーの名門ユベントスの伝説的プレーヤー、ジョン・チャールズがPantofola d’Oroのスパイクを履き、「これはシューズではない。スリッパだ! 金のスリッパだ!(イタリア語で、パントフォラドーロ)」と称賛したエピソードから。こういうストーリー性も、幼いころサッカー少年だった僕にとってはグッとくるんですよね(笑)。

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こちらは2015年春夏シーズンに登場して以来、スタンダードモデルとして人気を呼んでいる「テンデンツァ SM51」。上質なカーフレザーを使い、かたちはシンプルそのものですが、ヒールにゴールドで箔プリントされたロゴが目を引きます。

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さらに、よく見ないとわかりませんが、ステッチのピッチの細かさはピカイチ。これぞ、伝統の手仕事といった雰囲気を演出しています。

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それもそのはず、Pantofola d’Oroのスニーカーは、いまもすべてがイタリア製。創業当初は、レスリングを趣味としていた靴職人エミディオ・ラザリーニがレスリングシューズを製作し、その後、地元サッカーチームにスパイクを供給したのが飛躍のきっかけになったのですが、その職人魂を現在も受け継いでいるんですよ。

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選び抜かれた素材使いや、熟練職人による確かな靴づくりだけではなく、クラシックなデザインに現代のテクノロジーを掛け合わせてクッション性などを向上。そういった部分も、Pantofola d’Oroの確かな信頼性につながってします。

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各4万円(税抜)/Pantofola d’Oro(カメイ・プロアクト)

僕は、ブラックとホワイトの両方を持っていて、洋服をオールブラックにしたときは迷わずブラックを、白Tなどを首元にのぞかせたスタイルのときは、コーディネイトをリンクさせる意味もあり、ホワイトを合わせるようにしています。後者のほうが“抜き”を意識していることが多いかもしれません。

【問い合わせ】

カメイ・プロアクト

03-6450-1515
Pantofola d’Oro 公式サイト

Photo:Ikuo Kubota(OWL)
Text:Toshiaki Ishii



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