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前代未聞のニュースです!
BEAMS(ビームス)とUNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)という日本を代表するセレクトショップが、FORZA STYLEで対決するのです。
なぜ対決することとなったのか?
それは、イタリアのレザーブランド「EMMETI(エンメティ)」に両者が別注をかけ、それぞれの良さをFORZA STYLEで発表していただこうではないか、と「EMMETI」大好き編集長・干場義雅がトントントントンと話を進めたからにほかなりません。
ライダース神の異名を持つ、レザージャケット偏愛者・干場編集長。彼がいまもっとも愛するライダースが「EMMETI」です。その理由を聞くと、「レザージャケットというとアメリカンなハードでワイルドな印象が強いのですが、EMMETIのそれはイタリアブランドらしく上品で上質、着回しが利くシンプルなデザイン、そしてとにかく着心地がいいことが、ほかにはない魅力を放つからです」と答えます。
ビームスとユナイテッドアローズが別注したEMMETIとは?
それでは日本を代表するセレクトショップ、ビームスから無藤和彦 Brilla per il gusto ディレクター、ユナイテッドアローズから太田裕康 SOVEREIGN ブランドディレクターにご登場いただきましょう。
「ライバルであるユナイテッドアローズさんと同じブランドの、同じモデルでそれぞれで別注して、それを見せ合うって、初めての経験ですので楽しみです」と無藤さんは言います。一方、「とくにビームスさんとの共演というのは動画では初めてですからね」と太田さんは返します。
さて、今回両者が別注をかけたモデル「JURI(ユリ)」は、いわゆるシングルライダースのデザインをベースに、スタンドカラーや袖のスナップボタン、日本人の体型を考慮した着やすいパターンに、ナッパレザーとゴートスエードを乗せた大人気&大定番モデル。
もう変えるところはないだろう! と誰もが思うところかもしれませんが、無藤さん、太田さんという紳士服のスペシャリストは、よりおのおのの顧客を満足させるオーダーをかけたのです。
まずは、ビームスが別注した「ユリ」を見てみよう
EMMETIをビームスが取り扱って10年ほどになるが、ここまで大きな別注をかけたのは初めてだという無藤さん。もっとも大きな変更ポイントは肩・袖の仕立てにあると言います。
「テーラードジャケットのパターンを用いて、肩に乗せるように、快適に着られるようにしました」と無藤さん。ユリの魅力はタイトなフィッティングと美しいシルエットにありますが、さらに‟動きやすさ”を加えたのがビームス別注ユリなのです。
とくに着てみて驚かされるのが、サイドのポケットに手を入れた時です。ユリ本来の美しいシルエットを損なうことなく、快適にポケットへ体が動くのです。
カラーは白に近いベージュをチョイス。上質なナッパレザーの輝きとともに、ほかのアイテムをあれこれ考えずとも、コーディネートが決まるように作りました、と無藤さんは締めくくります。
“大人が楽しめる「ユリ」”をユナイテッドアローズは別注
「ユリはタイトフィットが魅力ですが、齢を重ねると体型が変化してきて、気楽にユリを楽しんでいただけないのではないか、と思ったのです。そこで我々世代でも気軽に楽しめるユリを作りたいと考えました」と太田さん言います。
そのために、各所でのサイズ変更を行いました。たとえば、48サイズのものはボディを50サイズに変更。ただし、着丈や袖は48サイズのままにしているのがポイント。46、50など他のサイズも、着丈や袖はそのままにボディをワンサイズ大きくしています。
また、“大人が着るライダーズ”ということで、ウールのパンツと合わせやすいものを、という視点も取り入れました。それにより、裾の切り替え(ステッチ)をなくしたり、袖の切り替えも細くすることで、すっきりとした見た目に変更されています。
そして、驚きなのがレザー。
なんと日本のタンナーにより作られたスエードを使用しているのです。イタリア・トスカーナというレザーの聖地に拠点を置くEMMETIへの挑戦状ともいえる素材使い!
しかし、太田さんがなぜこのスエードをチョイスしたのか、お話を伺えばすぐに理解できるでしょう。
「これ撥水なんです」。
なんと水に弱い(シミになりやすい)スエードに、撥水性を持たせたい一心で、あえて日本製レザーをイタリアに持ち込んだというのです。しかも、その撥水力は半永久となるよう処理されているとのこと。
スエードはピッグのもので、日本で食肉として消費されたものの皮を厳選し、鞣し、加工して使用しているという、なんともサステナビリティあふれる革なのです。シボは細かく、薄く削がれ、しなやかなで優しい触り心地にうっとりさせられます。
カラーはグレージュで、ウールのパンツとともに上品な装いを楽しめます。
あなたはどちらの「ユリ」にする?
「素材が別注できるとは!」と無藤さんが驚きます。
「その袖のパターン、うちでも使いたい」と太田さんも対抗します。
価格はともに12万5000円(税抜)。あなたはどちらの「ユリ」を選びますか? 「二着とも!」という答えを出したのが干場編集長。すでに10着以上のEMMETIを持つ偏愛者のコレクションに、この冬、ふたつの特別な「ユリ」が加わることでしょう。
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ユナイテッドアローズ別注EMMETI「ユリ」12万5000円(税抜)
ザ ソブリンハウス
☎03-6212-2150
【提供元】
インテレプレ
☎︎03-6804-3861
Video:Shingo Takeda
Photos:Naoto Otsubo