ビューティーブランド「ReFa（リファ）」や「SIXPAD（シックスパッド）」を展開している株式会社MTGが、“美の情報発信拠点”として提案する新ブランド「Beauty Connection（ビューティーコネクション）」の銀座一号店全4フロアを、マコマルがリサーチ。前編の1階・2階に続いて、3階のMedical Salonと4階のHair Salonを訪れます。
→前編はこちら
男性でも臆せず入れるフロア構成とフレンドリーな接客はさすが！
美容ライフの充実を実現する「Beauty Connection Ginza」は、革新的なブランドを創出する株式会社MTGが手がける新ブランドの一号店。前編では1階のInspiration Salonと2階のFruits Salonを見て歩きました。
マル 思った以上に広くて、フロア毎に充実して、スタッフの皆さんもとてもフレンドリーでいい感じですね。
マコ 1階からぱっと見だと、男性の匂いがしなくて、「自分は場違いかな」と思うけど、接客が丁寧だから、男性でも距離的には遠くない感じがいいね。
マル MTGのことを知らなくても、心地良い空間ですよね。では、3階の美容皮膚科のフロアへ行ってみましょう！
1回10万円の最新痩身マシン「エムスカルプト」は、効くけど痛い!?
「Beauty Connection Ginza」3階は、会員制の美容クリニック。男女の肌治療や痩身を行っていて、「男性は痩身と筋肉増強、肌ではニキビ跡治療が多く、最近では注入系のシワ消しなども増えています」とのこと。FORZA STYLEでも最近コスメ系の記事が注目されていて、 “見た目”が気になるフォルツァーにはチェックしてほしいフロアです。
リアルに驚いたのは、女性スタッフが皆お肌ピカピカで、「去年11月のオープンの時よりきれいになっています！」と声を揃えているので、ぜひ百聞は一見にしかず。美容皮膚科なので、まず医師の診察とカウンセリングからスタートしますが、男性は、日頃から人前に立つ人が、「若く見られたい」「締まった身体でいたい」「清潔感がほしい」と来院するそう。
マル 銀座という立地を忘れるぐらい、施術室も通路もパウダールームも広々としてとても清潔！
スタッフ 男女とも肌のメンテナンスは日々のモチベーションアップにも通じるので、「肌がきれいになる」ことには年齢は関係なく、20代前半から50代まで来院されます。
マコ 確かに、悩んでネットを検索するより、医師に相談した方が早いですよね。
マル 今は男性でもシミ取りレーザーとかは普通に施術しますからね。
スタッフ 今日は、脂肪を燃焼するだけではなく、筋肉増強効果も併せ持つ唯一の痩身マシン「エムスカルプト」をぜひご体験ください！
マコ すごいマシンですね。まさに最新美容機器って感じ。
スタッフ 2018年に日本へ導入されたマシンで、多くの痩身マシンは皮下1cm程度へエネルギーを到達させるのが限界でしたが、このエムスカルプトは最大7cmの深さの筋肉にまで作用し、1回30分程度の施術で約2万回の腹筋運動と同程度の運動量を得ることができると言われています。
マコ 約2万回！ 2万回腹筋したら、筋肉が壊れます（笑）。これはどういう人が施術を受けるんですか。
スタッフ ベッドの上で横になっているだけで痩身効果と筋力アップが期待できるので、「自分の筋肉トレーニングだけでは足りないから強制的に鍛えたい」方や、「しっかりとボディラインを整えたい」という方が、週1回・4回1セットを基本に使われます。1回（※1部位）10万円の施術になります。
マコ 4セットで40万円かぁ。オーダースーツが楽々買えるなぁ。
マル 確かにいいお値段ですね。でも、どんなに良いものを着ても、それを着る土台が良くてこそ高価なアイテムも実力を発揮できるというものですから、そこは「どっちも！」と貪欲になってほしいです！
スタッフ 筋肉運動をしながら脂肪も燃焼するので、最初は弱めの照射から始めて少しずつパワーアップしていきます。5分間を6セットで、15分ぐらいから慣れてきますよ。
マコ うわ～、すごいゴッツいアプリケーターを装着するんですね。あんまり写真に撮られたくないな（笑）。ん～、筋肉が収縮して引っ張られているような感じがありますね。じんわり温かくなってきたけど、慣れないと刺激が……、ちょっと痛いな。
マル 痛いってことは効いているんですよ。でも、痛さを感じてるときって、「今、自分がんばってる！」みたいな感覚になりません？
マコ 確かに。自分の身体をいじめる人には、こういう刺激は快感かも。じんわり汗もかいてきました。それにしても1回10万円か、この機械、時給20万円ですね、すごいな～。
マル 40万円かけたあと、どれぐらい効果が持続するのかも気になるところですよね。他のメニューにも興味があります。
スタッフ 会員制の美容クリニックでは珍しい「月額定額プラン」と「短期集中プラン」があります。月額定額プランではお客様の悩みにあったコースを選んでいただけますので、詳しくはお問い合わせください。
Beauty Connection Ginza Medical Salon
東京都中央区銀座7-9-15 GINZA gCUBE 3F
03-6263-8543
営業時間：11:00～20:00
不定休
MTGとアフロートのコラボレーションサロンはVIPルームもあり！
マル 4階は、あの人気美容室AFLOAT（アフロート）代表の宮村浩気氏が監修したヘアサロンなんですって。
マコ 自然光も入って明るいサロンですね。代表の小鳥居直樹さんにお話を伺いましょう。
小鳥居 このサロンはMTGとアフロートのコラボレーションサロンで、所属メンバーはアフロートのスタッフです。座席数は20席、シャンプー台10席、個室のVIPルームを完備した大型店で、座席間もゆったりしているリラックスできる空間になっています。
マコ 男性の利用客も多いですか。
小鳥居 男性はカットだけでなく、ヘッドスパをご利用される方も多いですね。お一人おひとりのニーズをしっかり把握できるように丁寧なカウンセリングを心がけていますので、男性の方にもぜひ新しい自分を見つけに来てほしいですね。
マル 1階にもあったこちらのドライヤー、気になっているのですが、お客様からの評判はいかがですか。
小鳥居 リファビューテックドライヤーですね。VIPルームをはじめ、全席で使っていますが、風も強いし、髪にツヤも出るのが好評で、ご自宅用に購入されていく方も多いですよ。
マル 高級感のあるデザインも素敵だし、サロンと同じモノだと家でのケアもやる気がでますね～。
マコ VIPルームはカップルでも使えていいですね。入口が閉じてなくて、外の音が聞こえてくるのも開放感があって良い。
マル このiPadで雑誌が読めるんですね。これだと前の人の髪の毛とかが挟まっていることもなくて清潔でいいですね。繰り返し使えるからエコだし。
マコ なるほどね～。これが日本中の美容室と理髪店に普及したら、出版社と書店は大変だ（小声）！
小鳥居 丸山さん、よかったらブローしましょうか。
マル わぁ、うれしいです。ではお言葉に甘えて……、今度、予約してちゃんと来ますね！
Beauty Connection Ginza Hair Salon
東京都中央区銀座7-9-15 GINZA gCUBE 4F
03-6263-8544
営業時間：（平日）12:00～21:00（土祝）10:00～19:00（日）10:00～18:00
火曜定休
外出自粛生活が終わって、マコマルも活動開始です！
マコ 実はこの「Beauty Connection Ginza」の取材は3月25日だったのですが、コロナの影響でお蔵入りが長かったですね。2階で食べた苺は美味しかったけど、あれから随分経って、今はマンゴーになりました。
マル フルーツのフルコース、堪能しましたねぇ！ 今度はマンゴーのコースも食べてみたいです！
マコ 4月7日の緊急事態宣言の発出から5月末まで、マルちゃんはどんな生活でしたか？
マル はじまってすぐ、このままじゃいかんと新しい生活リズムを作る計画を立てましたね。具体的なところでいうと毎朝ジョギングを始めました。あと、毎日きちんとした格好に着替えて写真を「ステイホームコーディネート」としてSNSにアップしていました。料理をする機会も増えて、なんだかんだ取材に行けないこと以外は結構エンジョイしていた気もします。マコちゃんは？
マコ 自分は、うちの柴犬とヘルシーライフを送っていました。柴犬って家では絶対排泄をしないので、朝晩の散歩は必須なんですが、自粛生活中は、朝は1時間オーバーの散歩をして、夕方も1時間近く歩いていて、普段の20～30％増しの健康生活でした。
マル 実家に柴がいるので、よく分かります！ それで体調はいかがですか？
マコ 新型コロナウィルスに罹患しないための自粛生活だったのに、3食ちゃんと食べて、決まった時間にしっかり寝て、犬とがっつり歩いていたら、半年ごとに行っている血液検査の結果が過去最高に良好で、かかりつけ医に誉められました。「飲んだくれていると思ったのに、γGTPの数値、最高にいいよ！」って（笑）。ま、実際毎日飲んでいましたが。
マル うれしい副作用的ですね！（笑）。やっぱり人生で一番ぐらい家で過ごす時間があったので、今までできなかった模様替えや、片づけをされる方も多かったみたいですね。
マコ 自分も皆さんと同じように、部屋の中の断捨離をして、あと、地震のときの緊急持ち出しの入れ替えとか追加とかやりましたね。寝袋とか新調しました。マルちゃんは何していました？
マル 自粛が開けたらどこに行きたいか妄想しながら自分のワードローブの棚卸をしてアップデートしたり、花を飾って家の中の空気を明るくしようと、結構前向きに暮らせていたんじゃないかなと思いました。
マコ 6月19日からは、県をまたいだ移動もOKになって、人も動き出しましたよね。気持ちは分かるけど、東京は安心できない。
マル 高速も早速渋滞したし、土日は街にも人がどっと増えましたね。
マコ 今回、思いのほか長い自粛生活でしたが、一番印象に残っているのは、ユニクロのHPのトップに書かれていた、「衣料品は、人が清潔で快適な日常生活を送るために不可欠なものの一つ」というコピーで、仕事柄これまでファッショントレンドやブーム的なものを散々紹介してきましたが、結局、「身体が喜んで受け入れるものを身につけることが大事」なんだなって。ちょっと忘れていた視点でした。
マル 今回のコロナ騒動のようなパラダイムシフト的な出来事があると、普段は何も考えることなく送っている生活の意味や、洋服や人間関係なども自分にとって本当に大切なものはなんなのかを見つめなおす良い機会になりますね。そういった意味ではたくさん発見のあった自粛期間でした！
丸山尚弓（まるやま なおみ）
「美人すぎるメンズファッションライター」として活動中。メンズファッションを題材とした自身のFacebookは、コメントが女性目線で分かりやすいと好評で、紹介した商品には問い合わせが殺到する。ファッション初心者を「素敵な男性」へと優しく導くことが信条。またファッションだけでなく「人生を豊かにするライフスタイル」をテーマに、男性としてトータルの魅力アップが目指せる記事を発信している。ライター以外の活動として、メンズブランドの企画やブランディングも行う。特技はコミュニケーション力を活かして外国人ともすぐに友人になれること。趣味はタウンウォッチと英語での映画鑑賞。
Instagram：@maruchan.703
Photo：Riki Kashiwabara
Text：Makoto Kajii
