【この動画は2020年1月中旬に撮影されました】
今回は、我らが干場にTOD'Sの2020秋冬プレゼンテーションの様子を紹介してもらいましょう!
このコレクション、パンツがブーツカットになっていたりテーパードしていたりと、少し今までとはボリュームのバランスが変わってきている様子。それもそのはず、今回は新しいクリエイティブディレクターにヴァルター・キアッポーニ氏を迎えているとのこと。
干場も唸る新鮮さに、新たなクリエイティブディレクターの力量をひしひしと感じます。
そして、今回はなんだかカウンターがあってカフェのような雰囲気。テーマは「T club」で、ジェントルマンズクラブをイメージしているんです。
同じようなファッション感度をシェアする人たちが集うクラブ、というコンセプトで、これにはいろんなファッションショーを見てきた干場も「いちばん好きかも!」と気絶が止まらない様子。
今回注目すべきは、干場も愛用しているというウィンターゴンミーニの復活。編み上げのシリーズで、ボツボツのペブルソールと紐の巻き方がポイント。
エルボーパッチや憲章などミリタリーの要素と、アースカラーの合わせがハマっています。
カーフレザーの持つアンティークなブラウンのブーツも、他にはない絶妙な風合いを醸し出しています。
モカ縫いのサイドゴアブーツは、トゥにボリュームがあるシルエット。
バッグ類も今回新しいラインが登場しているそうで、カーキとキャメルのコンビネーションは干場も大絶賛。
ステッチが効いたローファーもボリュームがあるフォルム。
スウェードのブルゾンは、インナーにナイロンのフードがついている仕様。干場の物欲がどんどん刺激されていきます。
ここからは、干場が気になったルックを紹介していきます! まずはこちら。
画像右はカーキのミリタリーコートのようなフィールドジャケットに、足元はモカ縫いのサイドゴアブーツ、合わせるのはテーパードしたようなパンツ。
左はブーツカットのパンツにゴンミーニを合わせていて、どちらも70年代テイストをモダンに消化しているんです。
続いて、カーキワントーンのルック。こちらもブーツカットのパンツのシルエットが新鮮です。
そしてワイドパンツには、少しシャープなボリュームのスニーカーを合わせています。
タートルネックに大きな襟のポロシャツ、という70年代スタイルな襟元がキマっています。
さらにタキシードにも注目。干場が絶賛したのが、背中のカッティングの形です。
白のワンボタンの右手首にはTブレス。タートルネックを合わせているのもポイント高めです。
タキシード、タートルネック、シューズと全て黒で統一されたスタイリングも、ただの真っ黒コーディネートにならないポイントが。
そう、靴がエナメルで黒の素材感を変えていることで、立体的なコーディネートになっているんです。袖口の折り返しにもひと工夫が感じられます。
これらのコレクションは2020年の6月ごろから手に入る予定(コロナの影響で変更の可能性あり)です。
世界的に困難な状況が続き、イタリアは特に厳しい試練のときに直面していますが、TOD'Sのクリエイティブを愛するFORZA一同は、彼の地に一日も早く平穏で健康な日々が戻るよう、心から祈っております。
Text:FORZA STYLE