オトコ心くすぐる汎用性が、再加熱の秘密
第238回は、フェンディのバッグです。
[W35.5×H22×D7cm] 34万8000円（税抜）／フェンディ（フェンディ ジャパン）
数年前に再流行したMA-1然り、90年代リバイバルのビッグシルエット然り。多くのファッショントレンドは、レディースから始まっています。今メンズシーンで人気とされるアイテムも、振り返ればひと昔前にレディースのトレンドだった、なんてことはよくある話。今年創立95年を迎える「フェンディ」の「バゲット」シリーズもその一つです。
90年代にレディースファッション界で一大ブームとなったバゲット。小脇に持ち抱える様が、パンを持つ姿に似ていることから名付けられたんだそう。
こちらのショルダーバッグは、FFロゴをジャカードで配し、フェンディらしいアースカラーを纏ったカーフスキンボディ。ショルダーとハンギングだけではなく、付属のストラップをつけ変えればボディバッグとしても使える3WAY仕様と、今どきな実用性が嬉しいポイント。
様々なスタイルに応用できるのはもちろん、ラグジュアリーな遊び心も演出できます。出自がレディースなので女性ウケもよし。一時代を築いたアイテムが今顔になって再加熱する、フェンディのバゲットシリーズはその好例です。
[W28×H18×D7cm] 29万2000円（税抜） ／フェンディ（フェンディ ジャパン）
マグネットフラップ付きのベルトバッグ。取り外し可能なショルダーストラップ付きで、斜めがけやクラッチなど、持ち方のバリエーションも豊富。ショルダーアタッチメントは背面のスリットポケットに収納可能なので、他の持ち方をする際でも邪魔になりません。
[W16.5×H11×D2.5cm] 8万7000円（税抜） ／フェンディ（フェンディ ジャパン）
デタッチャブルのレザーショルダー付きの2WAY仕様で、バッグ・イン・バッグとしても活躍します。室内はサイドにジップポケットがついた2層構造で仕分けも容易。財布やスマホ、キーケースなどのミニマムな持ち物の時には、ちょうどいいサイズ感が魅力です。
[W35.5×H22×D7cm]34万8000円（税抜）／フェンディ（フェンディ ジャパン）
Photo：Naoto Otsubo
Styling：Takahiro Takashio
Text：Hayato Hosoya
【問い合わせ】
フェンディ ジャパン
03-3514-6187
