男を惹きつけてやまない定番の魅力。しかし、定番ゆえに見過ごし、定番ゆえに買い逃してはいませんか? 知ればあなたの人生を必ず豊かにしてくれるFORZA厳選の「鉄板定番」を、あらためて紐解きご紹介します。
トリッカーズを育ててこそ、はじめて紳士と呼べます
第175回目は、トリッカーズのカントリーブーツです。
8万円(税抜)/トリッカーズ(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)
1足は持っておきたい。そう思える靴は、いくつかあります。その中でも、ことブーツに関してはトリッカーズのカントリーブーツが頭一つ抜けた存在であることは間違いないでしょう。
1829年に創業したトリッカーズは、言わずと知れた靴作りの聖地イギリス・ノーザンプトンの古参。同族経営を貫き、またひとりの職人が全行程を仕上げるベンチメイドを採用するなど、今でも手作業を駆使した伝統的な靴作りを継承し続けています。そんな同ブランドが誇る名モデルといえば、いわゆるカントリーシューズと呼ばれるモールトンです。
特徴は、ブローグが施されたアッパーに、堅牢性の高さを誇示するダブルソール。ドレスシューズ然としたラストを採用しながらも、その作りはタフそのもので、そのあまりの堅さから足に馴染むまでの期間を「修行」と呼ぶ人も。しかしながら、一度足に馴染むとその履き心地は一変。まさしく一生モノと呼ぶに相応しい、人生を共にする相棒となってくれます。
こちらはオックスフォードタイプのバートン。外羽根のダービー仕様に定番カラーのC-SHADE、太めのシューレース、そしてダブルソールと堅牢な作りが随所に見て取れます。7万7000円(税抜)/トリッカーズ(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)
すっきりとミニマルなサイドゴアブーツのヘンリー。とはいえ、ソールは堅牢なダブルソールに変わりなく、さらには雨の日を想定したブーツとあって、コマンドソールが張られています。8万円(税抜)/トリッカーズ(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)
チャールズ皇太子が愛用していることから、ロイヤルワラントを授かっているトリッカーズ。トリッカーズを一人前に育てきってこそ、はじめて紳士の仲間入りができるんです。
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Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Masafumi Yasuoka
【問い合わせ】
ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム
03-3401-5001
http://www.jackofalltrades.jp
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