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LIFESTYLE アネキの辛口家電批評

【新連載】アネキの辛口家電批評
大人気の衣類スチーマー、どっちが買い!?

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アニキが親しみを込めて「アネキ」と呼ぶファッションモデルの倉本康子さん。BSーTBS「おんな酒場放浪記」のナビゲーターでおなじみの酒豪美女の顔とは別に、実はインテリア通や家電通としても有名。今、もっとも気になる家電をアネキが試し、その実力を批評する新連載。アネキならではの目線で人気家電をぶった斬ります! ちなみにこの連載は毎月2回、アネキことヤッコの日=8日、そしてアネキとも親交の深いアニキ(ニーサン)の日=23日に公開予定。

「スチーマーのない生活なんて考えられない!」


しょっぱなから熱く語り出すアネキ。その理由は、スチーマーは、服のシワを取る機能はもちろん、洋服の良さを引き出してスタイルアップしてくれるものだから。さらに消臭効果もあるので、食事などで服についてしまったニオイもリセットできるから。「ほぼ毎日飲みに行くから、消臭はすご~く重要! FORZA読んでる男性も同じでしょ?」そう、スチーマー ノット イコール アイロン! ここ間違えやすいのでよーく覚えておくように。

ということで、スチーマー界の中でも売れ筋である、パナソニックの衣類スチーマーとティファールのアクセススチーム プラスを比較。スタッフの私服や、編集部のバックヤードにあった誰が着たのかよくわからないカジュアル服に、レッツスチーム!「スーツはもちろん、カジュアルな服こそスチーマーをかけるべき!」というその理由は?
 

筋トレもできる!? 一石二鳥(笑)のティファール

アネキ:ティファールのアクセススチームプラスって可愛い恐竜みたい(笑)。今まで水のタンクは別にある海外製の業務用スチーマーを3台使ってきたけど、スチーム力はそれに匹敵するくらいに十分パワフルで使いやすい、いきなりだけどこれ欲しーい! 

編集タッチー :まぁまぁそんなに焦らずに……。え〜、ティファール アクセススチームプラスのスペックをご紹介いたします。セットするタンクには185mlの水を入れることができ、タンクが空の状態での本体は1220g。消費電力は1200w。高温のスチームがたっぷりと出てくるので、シワがよく取れると評判の一品です。

アネキ:あっという間にシワがスイスイ取れて、スチームのパワーについては文句なし。トリガーロックをカチッと入れることでスチームを出したままの状態になるのも便利。何よりこのハンドルみたいな持ち手が計算されていて使いやすい! ただ……、片手で持つにはちょっと重いかも。本体は水タンクが空の状態で1220gなら、水を入れると約1.5kgでしょ? 全体を右手だけでかけていたら腕がこるよね。

アネキ:でもまぁ筋トレだと思えば スチームと筋トレ一緒にできて、力こぶもほらっ(笑)。リクエストするとしたら、この製品の色。ネイビーもいいけど少し男性的。色展開して欲しいなぁ。

パナソニックは“気が利いて優しい”彼女?

編集タッチー:さて、対抗馬はパナソニックの衣類スチーマーです。4月20日に発売された新製品は、水タンクの容量が従来製品の2倍になり、約8分の連続スチームが可能になりました! その分少々重くなっておりますが、低重心設計にしたことで重さを感じにくい、とのこと。実はワタクシも、パナのスチーマーを愛用しております。


アネキ:パナソニックのスチーマーは使ったことがなくて初めて! スチーマーの中でも一番の売れ筋なんだよね。コンパクトで場所を取らないし、形もスマートで快適! ビジュアルはやっぱりパナソニックがいいかも。

アネキ:小回りがきいて、縦にしても横にしても使えるのはいい! ただ、先ほど試したティファールと比べると、スチームのパワーがもう少し欲しいかな。でも、パワフルスチームボタンを押すといい感じ! これなら十分なスチーム力。頑固なシワの服には押し続けて使ったほうがいいみたい。

アネキ:一点だけリクエストするなら、強いスチーム力が欲しいときはパワフルスチームのボタンをずっと押し続けちゃうから、指にあとがついちゃう……。ボタンを固定できたらさらにいいのに。パナソニックさん、ぜひご検討のほど、お願いいたします!!!

 

ここからアネキ、本気のおためしモードへ。ティファールとパナソニックを交互に、いろんな服に使いまくります。

アネキ:やっぱりティファール、これはいぃぃぃぃー! スチーム力は満足できる! 引っ張らなくてもスチームだけでシワが取れる。

アネキ:ティファールのスチーム力は、例えるなら本妻っぽいよね。いろいろな製品を試してもやっぱりこれが落ち着くって感じで。ねぇ、アナタ?

アネキ:ビジュアル重視ならパナソニックかなぁ。気が利く可愛い彼女って感じ。朝目覚めたときに、恐竜みたいなのが隣にいるのと、この可愛らしいのがいるのを考えるとやっぱり可愛いほうがいい。ビジュアルでいうと、ティファールはビールジョッキ、パナソニックは脚のついたビールグラスくらいに違う!
 

ここでアネキは、“私もやってみたいなぁ”というオーラを出していたライターくにみに、スチーマー使いを指導。くにみは、主婦歴10年超えながらアイロンしか使ったことがなく、スチーマは初挑戦!

アネキ:シワを伸ばしたい場所に直接スチームをあてるような感じで。

ライターくにみ:あぁ、アイロンよりラクかも! ティファールのスチーム力はびっくり、どんどんシワがなくなっていくーーー。だけど、初心者には少し重いかなー。 

ライターくにみ:パナソニックは軽くて使いやすいなぁ……。ぎゃーーー熱い!!!
 

アネキ:あーーー! スチームがあたるところに手があると、普通に火傷するから!!!

ライターくにみ:そりゃそうか、そうですよね、そうよね……。それにしてもパナソニックのスチーマーは、アイロンより使いやすいし細かいシワもとれるし、これもいぃぃぃぃーーー! 

アネキ:わずかな時間でスチーマーがけ急成長、拍手! どうだった? 普段、スチーマーを使っていない人でも、何回かやっていくうちにすぐに慣れるし、アイロン台出して、なんちゃらかんちゃらっていう手間を考えたらスチーマーはすごいラクだから!

くにみ:確かに! ハンガーにかけたままでこんなにシワが取れるなんて、感動です!

Before)編集部のバックヤードで発掘された、誰のものだかわからないカジュアル服。シワシワのヨレヨレ~で、なんとももの悲しい印象。
After)ほんの数分お試ししただけで、不思議ね♡ 素敵度ぐぐーんとアップ。ポロシャツの袖口や裾まできちんとスチームを当てれば、オシャレな休日パパのできあがり!

アネキ:出張先のビジネスホテルとかってズボンプレッサーはあったりするけど、それだとやっぱり使い勝手が悪いことも多いじゃない。私だったら、出張先にはパナソニックを持っていくな。前日のニオイを翌日に、絶対持ち越したくないから。パナソニックのスチーマーなら軽いしコンパクトだから出張に持っていくのも便利!

編集タッチー:旅先とかでも、服がヨレヨレだと気分半減しますしね。あとから写真見て、「あちゃー」って思わないためにも、小型スチーマーを持っていくってアリかも。

アネキ:そうそう、これからの季節によく着るシャツとか、普通に洗濯してシワがついたままの洗いざらしがいいっていうのは勘違い。その日にできるシワはいいけれど、スチーマーをかけるほうが絶対によくなる! しばらくクローゼットに眠っていて、たたみジワがついているシャツもそのままだと切ないから、スチーマーは必須よね。FORZAをご覧の皆さん、スチーマーは絶対持つべき必須家電ですよ! 私はパナソニックは出張や旅行などの携帯用に、ティファールは自宅使い用に、思いきって2台買いしちゃおっかな~。

アネキがお試したスチーマーはこちら!

衣類スチーマー アクセススチーム プラス DT8100JO シリーズ(オープン価格)/ティファール パワフルで使いやすさが魅力の衣類スチーマー。付属のヘッドカバーやブラシをつけるとシルクやカシミヤ、厚手の衣類にも使用可能。スチームの量も変えられるので、衣類の種類によって調整できる。
衣類スチーマー NI―FS750 オープン価格/パナソニック シワ伸ばしだけではなく、タバコ臭やペット臭、加齢臭などの気になる臭いを脱臭する効果も。腕への負担を考えた低重心設計で、タンクに100mlの水を入れてもさほど重さを感じない。手元が安定する使いやすい設計が魅力。

【問い合わせ】 
ティファール 
https://www.t-fal.co.jp/
パナソニック 
0120-878-691
https://panasonic.jp/iron/


Photo : Ryouichi Onda
Text : Kaori Kunimi
Edit : Yukari Tachihara



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