007が好きだから ブリオーニも気になるわけで
さて、134回めは「ブリオーニ」のスイムウェア a.k.a. 水着です。
えっと その前に、大量のアイテムを搬入&撮影するのが難しかったため、更新が滞っておりましたが 無事撮影を済ませ、いつものペースに戻ります。……って、まだ買ってるのかって感じですが(笑)。
では話をクルリンパと戻しまして。いよいよ令和とともに やってきますね、10連休。チョコチョコ仕事があるので 羽をのばしてロングバケーション! とは いきませんが、できれば国内外問わず リゾートでノンビリ過ごしたい。
となると欠かせないのは、そう水着です。以前にも書きましたが、去年の水着じゃ恋もできない! というわけで新調しますよ。一応 つねにアンテナを張り、季節を問わず素敵な水着に出逢えたら 買える準備はしてるんですが、そしたら引き合わされますよね。
恒例のアウトレット巡りをしていた際、フラッと寄ったブリオーニで なんともキレイなオレンジの憎いヤツに。
ブリオーニといえば、かのジェームズ・ボンドが愛用していた設定のブランド。現在はトム・フォードに変わりましたが、先代のピアース・ブロスナンから、ダニエル・クレイグのデビュー作となった『カジノ・ロワイヤル』まで、5作品は衣装提供していました。
2012年にケリング傘下になってからは、ブレンダン・ミューランの後任となったジャスティン・オシェイも 次のニーナ・マリア・ニーチェも共に約半年で退任するなど、方向性において迷走してる観は否めませんが、世界最高峰の職人の手仕事を感じられる服というのは変わりがないわけで……。やっぱり、いつかはタキシードを仕立てたいという憧れは今も抱いております。
このときも、シャツでもセールになってないかなぁ〜くらいな気持ちで覗いたんですが、いきなりオレンジの塊が飛び込んできて、ひらげるとアラ! 素敵。
ちょいクラシカルなシルエットと、サイドに切り替えた控えめなストライプ柄がなんともニクい!
裏にはメッシュが貼られているんですが、今まで触れたことがない柔らかな触り心地。これならセクシーゾーン、もといデリケートゾーンも安心ですし、内側のポケットは被せる作りなので、泳いでるうちに小銭が無くなっていたなんて心配もいりません。
価格は、まぁそれなりでしたが、アウトレットで安くなっていましたし、少ないリゾート時間が充実するなら許容範囲ということで清水ダイブ! 我が家にまた一枚スイムウェアが増えました。
なんて浮かれた感じで、リゾートの眩しい陽射しを妄想しながら この原稿書いていたら、不穏な着信…。Oh! Noooooooo!! ありがたいんですが 嬉しくないお仕事依頼。この10連休もシコシコと仕事するハメになりそうで、リゾート行きは儚い夢と消えましたとさ………。
Photo:Naoto Otsubo
Text:Ryutaro Yanaka