「干場さん! あのゲッターズ飯田さんが5万人見た中で一二を争うほどものすごい運気のある人がいる! 歩くパワースポットと呼ばれている人なんです! その人がなんと講談社から本を出すので、対談しませんか!?」
フォルツァのエグゼクティブプロデューサーからこう持ちかけられて始まった開運対談。見ればたちまち運気アップ間違いなしの、パワー動画&記事をとくとご覧ください!
干場 実は僕も、もともと運がいいと言われたことがあるんです。人は皆、必ず星を持っていて、星が3つ揃うと(ちょっとドラゴンボールみたいな話なんですけど)すごく運気が高まって仕事でもなんでも成功しまくるそうなんです。その3つの星のうち、たまたまなんですけど「干場さん2つ持ってるね」って言われて。
つまり星を1つ持っている人と出会うと必ず仕事が成功する、というわけなので、僕もものすごい運が強いって自負しているんです!
そんな僕が今日は、“歩くパワースポット”こと湘南乃風のSHOCK EYEさんから、いろいろお話をうかがっていきたいと思います。前置きが長くなってすみません!
SHOCK EYE いえいえ~、そうなんですね! こちらこそ光栄です!
干場 実は僕、この一週間前から「これ待ち受けにしたほうがいいよ」って言われて待ち受けにして、ここだけの話なんですけど、ガチで、ものすごい大きい仕事が来たんですよ!
SHOCK EYE おお~すごい!
干場 一週間でですよ! 本当にビックリです。でこれが実際の本なんですが、発売前に重版って、なかなかないんですよ!
SHOCK EYE そうなんですね。僕もみなさんに喜んでもらって嬉しんですけども、まだ1冊目なので、そのすごさがよくわかってなくて。
干場 いやこれはやばい! すぐ読破しました。めっちゃ面白かったです!
“歩くパワースポット”というのはもともとご自身でも感じられてたんですか?
SHOCK EYE いえ、全然。でもゲッターズ飯田さんに占ってもらって……
干場 それは急にですか?
SHOCK EYE はい、もう急にです。突然です。まだゲッターズ飯田さんが無名の頃で。たまたまメンバーがテレビの番組で「すごく当たる占い師さんがいるから湘南乃風みんな占ってもらう」って言うんで、僕もついて行ったんです。
干場 付き添いで、みたいな?
SHOCK EYE そう、もともと占いとか信心深くないので、占いはなんなら初めて、くらいの感じで、なんか分からないけど行きたいと思って。で、行ったら「せっかく来てくれたんだから、番組の中で発表しましょう」と急遽その番組にも出ることになって。それでゲッターズさんがいらっしゃって握手した時に「ああ、お会いしたかったんですよ!」って言われたんです。
「数万人見てきて、本当にその一人目か二人目のパワースポットです」って……。え
!? 僕ですか!? って戸惑っちゃって。その日の帰りに、俳優の平岡祐太くんと夕食の約束があったんですけど、
干場 本に書いてありましたね。
SHOCK EYE 平岡くんに「実は今日、歩くパワースポットだって言われたんだよね~。待ち受けにしたらいいらしいよ(笑)」って言ったら面白がってくれて。写真を撮って待ち受けにしたその2日後に「いきなりCM決まった!」って連絡が来たんです。
干場 ええー、すごい!
SHOCK EYE 自分のことよりまず、あの占い師、本物だって思ったんですよ(笑)。ゲッターズ飯田さんがまだ無名だったので。
干場 そのあとに『笑っていいとも!』とかに?
SHOCK EYE そうです。ゲッターズさんが有名になったと同時に僕の占い結果も信ぴょう性を帯びてきたというか。実は『行列のできる法律相談所』に出させていただく前にも、いろんな方が待ち受けにしてくださって、いい報告をいっぱい受けていて……。
干場 それ言われるようになってから、なにか気をつけてることってありますか?
SHOCK EYE 『行列』以前から、周りのいろんな方やココじゃ言えない同じ業界の人がパァーン!ってブレイクするのを間近で見てるんです。友達とか、僕を待ち受けにしてくださっている人の、言えないけど「あ、あの人行った!」みたいな。で僕、自分でビビっちゃって、自分がちゃんとしなきゃ、心がけをよくしなきゃって思いましたね。
自分から発信するのはちょっとおこがましくてできないし、(自分から)言っといてガッカリさせたくもないから、こちらからはあまり言わないようにしてるんですけど、自分で黙々と心を整える作業はずいぶん前から結構してますね。
干場 本の中にもいろいろ書いてあって、すごい勉強になるなと思ったことがたくさんあったんですけど、神社にもかなり行かれてるんですね。
SHOCK EYE そうですね。なんか楽しくて。
干場 この本の中に20軒くらい神社やSHOCK EYEさんの好きな場所が出てくるんですけど、ここは絶対行ったほうがいいよ!というところはありますか?
SHOCK EYE 最近の僕の中ですごくよかったのは、鹿島神宮です。鹿島神宮って常陸国(ひたちのくに)ですよね。「ひたち(常陸=日立)」って「日が立つ」って書いて、神道や昔の神話の考え方だと、日が昇る場所だから「東」。物事を始める場所が日立なんですね。逆に日が沈むのが出雲で、物事を成就させる場所。
2週間後に出雲大社に行く予定があったんですけど、たまたま鹿島神宮に行きたいなって思って、実際に訪れたんです。杜やロケーションの素晴らしさもあるんだけど、日立という言葉の由来を感じて「ここは自分の何か物事をスタートさせるきっかけの場所なんだな」と思ったと同時に、そうだ2週間後に出雲に行くんだ!と。
日が昇る場所と日が沈む場所に、この短期間に縁があって行けるって、なんか自分の中でストーリーがつながって。
でもどの神社も素晴らしいので、最近は、縁とか自分の中の意味合いを自分で勝手に決めつけて、訪れています。日々のなんでもない出来事や人との出会いも、一個一個に自分で勝手に意味合いをつけて、縁を感じて、思い出に残していく作業っていいなぁと思って。鹿島神宮がとても好きなのは、ちょうど出雲大社に行く前に日立の国に行くという、自分の中で縁があったからですね。
干場 この動画を見た方は、絶対に鹿島神宮に行って出雲大社に行きますね!
SHOCK EYE しかも、鹿島神宮の祭神の「武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)」と、出雲大社の祭神の「大国主命(おおくにぬしのみこと)=大国主大神」は「国譲り」の神話ですごく縁がある、有名な二人なんですね。そういうことを自分で勉強して訪れています。……なんて、こんな話求められてるのかな!?
干場 僕、大好きです!
SHOCK EYE そうやって、神話と一緒に歴史の勉強をしているような感覚ですね。
干場 日本の歴史って何千年もあって、こんなに続いてる国ってないですもんね。調べていくとものすごく面白いですよね。僕も歴史マニアです。
僕は『LEON』や『OCEANS』など雑誌の編集者をずっとやってたんですけど、8年前38歳のときに独立したんですね。その「スタイルクリニック」という自分の会社をつくったばかりのときに、ある人から「干場さん、よかったらご案内したいんで伊勢(神宮)に行きませんか?」って言われたんですよ。え、伊勢? 行ったことないなって。
SHOCK EYE それまでなかったんですね。
干場 でも、伊勢神宮は絶対行ってみたいって思ってたんですよ。でその人に連れて行ってもらったんですけど「せっかくなので特別参拝しませんか?」って言われたんですね。特別参拝っていうのはお金を払って、伊勢神宮の奥のほうまで入れてもらって特別に参拝させてもらうんですけど、奥で紙を渡されて「ここにお願いごとを書いていいですよ」と。僕そのとき独立したばっかりだったから、商売繁盛とか家内安全とか「全部書いていいですか?」って書こうとした瞬間、その人にパンッて手をはたかれたんです。
「ダメですよ! いいんです、一つで」「え、一つ? なんですか?」「神恩感謝」「それどういう意味ですか?」「すべて。ここに来たこと、お会いできること、ごはん食べること、飲めること、仕事ができること……すべてのことに感謝するのが、神前でするべきことです。だから、ありがとうございます、だけでいいんです」って言うんですね。
そのときに、参拝前の手の洗い方とか「二礼二拍手一礼」のやり方を教えていただいて、最後に住所と名前を言って「今日はここに来られたことを本当に感謝します。ありがとうございます」ってことだけお伝えしてきました。
で、それからです! 独立したばかりで不安だったんですけど、仕事がグワーーーーーッと来たんです。だからその人にはものすごく感謝してるんです。神社に行くことや感謝する心を、その人と伊勢に行って教えてもらったんですね。だから僕も神社がすごく好きです。そこからハマりましたね。
SHOCK EYE そこからなんですね。僕も“感謝をする習慣をつける”というか、
干場 本に書かれてましたね。
SHOCK EYE はい。人って、自分で腑に落ちて一回納得しても、忘れてしまうじゃないですか。感謝をするとか、当たり前のようで当たり前じゃないこととか。僕は音楽をやっているから、歌を作りながらそういうことを毎回、何回も同じところを線でなぞってどんどん太い線にしていくんですけど、
干場 太い線にしていく?
SHOCK EYE 同じ場所をずっとなぞっていくんです。例えば感謝っていう文字だったら、そこをずっとなぞって感謝って文字がどんどん太く、絶対消えない字にしていくイメージ。
干場 すごいですね!
SHOCK EYE 普通、生活してたら一回書いただけだとどんどん風化していって消えてしまう、忘れていってしまう。多分神社に行くってそういうことだと思ってるんですね。同じ場所を、消えないようにずっとなぞるっていう──。それが当たり前になってくると、当たり前に感謝できるようになるし。本にも書きましたけど、神社って、そこにヒゲの生えた神様がいるというイメージよりは、そういう自分と向き合って大事なことをもう一回思い出したり確認したりする、そういう場所なのかなと思ってます。
干場 この本を読んで心の中に残ったのは、身の回りのことをキレイにする、とくに鏡は、自分を映し出すものだからものすごくキレイにするという……
SHOCK EYE はい、します! あとガラスとか。携帯もそうです。携帯もひび割れたら必ず直します。そういう、ガラスが割れてたりって気になりませんか?
干場 見てるとたしかに気になりますね。
SHOCK EYE なんとなく無意識に気になるものが積み重なると、音楽もそうですけど、ノイズが重なるとどんどん音が曇ってくるんですよ。心もそうだと思うんです。ガラスが割れるのがいやだと思えば大事にする、人づきあいもそうですよね。もし友達との間に亀裂が入って、友人関係にちょっとした曇りがあるんだったら、磨いてあげる。
干場 クリアにしておくと。
SHOCK EYE そうです。人づきあいもモノも。まあ、ただ単純に気になるんです(笑)、僕は。たとえば入ったレストランの壁に額がかかってて、曲がってたら勝手に直します。たまたま視線に入ったら、直します。
干場 素晴らしいですね!
SHOCK EYE 電球が切れても、絶対すぐに直します。だから電球はウチにすごいストックあります(笑)。たとえばマンションのどこかで電球が切れてたら、管理人さんに切れてましたよってわざわざ伝えますね。
干場 はははは(笑)。あとは、この本を買ってじっくり味わいながら読んでいただきたいんですけど、最後にひとつ! 必ず持ち歩いているという“お守り袋”を見せていただくことってできますか?
SHOCK EYE はい。たまたまいただいたプラダのポーチ。大事にしてるんです。お守りを入れるのにちょうどよかったんで。
干場 ちゃんとポーチに入れておくと、お守りがすごく大事にされているように感じるということで、僕もマネしようと思ってるんです。
SHOCK EYE ぜひぜひ。自分のお気に入りのポーチを“お守りポーチ”にするって、いいですよ。ぼくの最近のお気に入りのお守りは、出雲の「出雲石」。これはすごいですよ。
干場 うわ! これ貴重ですよ! 歩くパワースポットの人がパワーを……うーわっ、勾玉だ! すごっ!
SHOCK EYE これ出雲でとれる「出雲石」で青めのうなんですけど、現地じゃないといただけないんで、わざわざ行ってきたんです。
干場 わ、めちゃくちゃパワーがありそう。これ触っちゃっていいのかな。僕も持ってるんですけど、こんなに大きくないです。これめちゃくちゃ大事なやつです。しかも勾玉って、日本の三種の神器ですからね!
SHOCK EYE はい。いただきに行ったところが、ちょうどその出雲の千家家や天皇家などに勾玉などを納めているところで。すごく縁があって、本当に偶然たどり着いたんです。
干場 すごいですね。キレイ。
SHOCK EYE やっぱり貴重な石みたいで。偶然採れた分で、その限られた分を50年60年とか決められた期間内で削って作っていくらしいんです。出雲大社に行ったとき、この社は250年前のものだよとか、その木自体も250年前に造られた時点ですでに樹齢が600年とか1000年なんだって聞いて。今も毎回毎回遷宮してそこに莫大な費用がかかってると。
干場 たしか出雲が60年に一回改修。
SHOCK EYE 建て直しじゃなくて改修。で伊勢は20年に一度建て直し。出雲で宮司さんとお話しさせてもらったんですが、何年後かはわからないけど、建て直しのときに、一番メインの梁とか柱を建てかえないといけない。それには600年とか1000年の木が必要だから、今から木を植えてるんですよね。600年先の仕事を今やっているっていうのを聞いたときには、あー、なんてすごいんだろう、素晴らしいんだろうと思って。
自分らが今やっている音楽や本の仕事、言葉を発する仕事も、数年先じゃなくて100年200年先の未来を見つめたら、仕事の仕方が全然違ってくる。同じ5年でも、結果同じことをやるにしても、100年後に残るようにとか、100年後の未来のために、っていう考え方になってきたんです。それは、出雲大社で600年後の仕事を今の人が、自分が死んだ何代も何代もあとの苗を、松とか檜の苗を植えてるって聞いたときにすげーなと思ってから。
干場 たしかに。
SHOCK EYE 自分が死んだらどうでもいい? いや、自分は子供もいるし、
干場 未来の子供たちのために……
SHOCK EYE 未来の子供たちのためにって意識が向いたのと同時に、自分がいなくなった遙か先の未来のために、という……
干場 日本のためであり、もっと言えば地球のためにですね。
SHOCK EYE そう、そうです。それでリアルに一生を終えるような人たちがいらっしゃるって、そのかっこよさに影響を受けている部分があって。そういうことを教えてもらってありがたいなーって思ってますね。
先ほどいただいてまだちゃんと読めていませんけど、干場さんの本『究極の私服』にあった「スタイルを残す」っていうこと、日本人が忘れちゃいけないスタイル、型を残すっていうことに共感します。僕も音楽や、音楽以外で本とか、ここでしゃべってることとか、あとこの本をきっかけにまた違う活動の機会をいただけたときに、その意識でやっていきたいなーと。新しい夢ができた感じです。
干場 フォルツァはいろいろな動画の企画をやっているので、今度ぜひ、神社巡りに行きましょう!
SHOCK EYE あー、行きたいです行きたいです!
干場 僕も日向大神宮とか物部神社とか、出雲とか伊勢とか、好きな神社がいっぱいあって。日本にいっぱいいいところがあるじゃないですか。
SHOCK EYE はい。僕も行きたいところがいっぱいあるんですよ。
干場 ぜひ!
SHOCK EYE ぜひ!
干場 もうパワースポットというか、SHOCK EYEさんからパワーがビンビン出てて、この動画、開運動画かもしれませんね。今日はありがとうございました!
SHOCK EYE ありがとうございました!
SHOCK EYE(ショックアイ)/1976年神奈川県生まれ。RED RICE、若旦那、HAN-KUNと共に「湘南乃風」を結成。2003年、アルバム『湘南乃風 ~REAL RIDERS~』でデビュー、19枚のシングルと7作のアルバム、ベスト盤2タイトルをリリース。2011年にはポルノグラフィティの新藤晴一とサウンド・クリエイターの篤志とともにTHE 野党を結成。また、近年は℃-uteやジャニーズWEST、YouTuberのフィッシャーズなど幅広いジャンルに楽曲提供を行う。 湘南乃風オフィシャルHP http://www.134r.com/ Instagram https://www.instagram.com/shockun/
《▽▽▽神恩感謝▽▽開運ボーナス画像です!▽▽▽》
video:Shingo TAKEDA
photos:Naoto OTSUBO
report:kroP