FASHION ― エディターヤナカのこじラグ

【よく見たらH…だけど】クラフト感ある刺繍が愛らしいエルメスのキーホルダー

2019.2.16 2019.2.16
2019.2.16
自分が本当にイイと思う、一流品を買い集めていたら、無類の服好きが集まっているはずの編集部内でも「買い方がおかしい」「こじらせてる」と。自分じゃ、至極普通だと思っていたのに...。ホントにこじらせているのか確認すべく、自分が買ってきた愛しい服達を紹介していく企画「こじラグ(※こじらせラグジュアリー)」を始動させます。これがお買い物の参考になるかはわかりませんが...、世の買い物ジャンキーたちを安堵させられたら本望なのです(笑)。

鍵が行方不明になることもなくなりました

さて、128回めは また戻って「エルメス(Hermès)」。レザーとシルバーがコンビになったキーホルダーです。

よく鍵って行方不明になりませんか? キーホルダー付けてても、カバンの中で どこかに消える…。シラフのときなら冷静に探せるんですが、酔って帰ってきたときなんかは最悪。まったく見つけ出せなくて玄関前でアタフタ。知らない人が見たら確実に不審者です(笑)。

そんな最悪な事態を避けるべく、若かりし頃はゴツいシルバーのウォレットチェーンなんてのも買って付けたりしていたんですが、大人になるにつれ着る服も変わり、仰々し過ぎて似合わなく感じる。

ユナイテッドアローズの重松さんみたいにスーツにクロムハーツもカッコいいんですが、あれは貫禄があってこそ。自分くらいの若造にはまだまだ早い。

ってなわけで、そこまで目立たず、でもベルトループに付けられてポケットに仕舞えるスティーロのキーホルダー探しに出掛けるわけです。

それで見つけたのは、メゾン・マルタン・マルジェラ。今回のエルメスのに似た形でレザーのコードが長めで、前のベルトループに引っ掛けるタイプ。結構使い勝手も良く重宝していたんですが、バックル部分の主張が強いのが だんだんと嫌になってきて 再度探す旅に。

長らく気に入ったのに出逢えなくて逡巡していたんですが、ある日いつものエルメスでズバなのに邂逅しちゃうわけです。となりゃ迷わず清水ダイブ

ご覧の通り、レザーコードは短いのでサイドかお尻側のベルトループに引っ掛けて、ケツポケに入れるタイプなのでマルタンのほど主張もない。レザーはエルメスですから上質で、経年変化だって楽しめる。

さらに バックル部分はシルバー925と こだわりが満載。ピンを引っ張ると簡単に輪が開くので 酔っていたとしても取り外しに手間取ることもないです。いや激酔のときならあるか(笑)。

あとは 留めのステッチが 恒例の「よく見たら H」。計算ではないと思うんですが、このハンドクラフト感全開の可愛らしい"H"刺繍が らしくなくて惹かれてしまう。

だいぶ使い込んで革は味が出まくってますし シルバーは傷だらけなんですが、愛着が湧き過ぎて 次のを見つけられるのかが 今から既に不安。エルメスなので ステッチが飛んだり 革が切れてしまっても修理してくれるとは思うんですが 味の出たシルバーとピンピンの革が 果たしてマッチするのかどうか…。

まぁ なってから考えればイイんですが 転ばぬ先の杖的な買い物思考。これを こじらせっていうんだろうなぁ。

Photo:Naoto Otsubo
Text:Ryutaro Yanaka

Author profile

谷中 龍太郎
谷中 龍太郎
Yanaka Ryutaro

FORZA STYLE シニアエディター

さまざまな雑誌での編集、webマガジン『HOUYHNHNM』編集長を経て、『FORZA STYLE』にシニアエディターとして参画。現在までにファッションを中心に雑誌、広告、カタログなどを数多く手掛け、2012年にはニューバランス初となるブランドブックも編纂。1976年生まれ。

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