気絶級では済まない蠍座のアバルトに酔いしれる
アバルトから魅力的な限定車のお知らせです。最初の1台はチンクエチェントをベースにしたホットなモデル「アバルト595コンペティツィオーネ・パフォーマンス・パッケージ・ツー」。

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もう1台はアバルト124スパイダーがベースのデビュー2周年記念モデル「アバルト124スパイダー・ツーイヤー・アニバーサリー」です。

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どちらのモデルも専用装備や通常は設定のないボディカラーをおごり、その独特の世界観は限定車ならでは。前出の595はメカニカルLSDを装備するなどパフォーマンス重視。後出の124は人気オプションと限定カラーで差別化を図ったコスメティックな仕上がりとなります。
そして発売日ですが、595は8月最週末がデビューフェア。左ハンドルの設定もありますのでお早めの商談を。124は概に発売中ですので、コチラは店頭在庫限りという状態です。現時点で124の残数は把握できませんが、店頭になければ他のエリアの在庫の有無を調べてもらう必要があります。

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Abarth 595 Competizione Performance Package II
限定台数:右ハンドル50台/左ハンドル50台
ボディカラー:グリジオピスタ(内装ブラック)
主な装備:17インチ 12スポーク アルミホイール+205/40R17タイヤ/メカニカルLSD/ドアミラーカバー(ブラック)/ABARTH サイドストライプ(ブラック)/リップスポイラー(ブラック)/リアバンパーインサート(ブラック)/イエロー仕上げブレンボ製4ポッドフロントブレーキキャリパー/イエローセンターハブキャップ
エンジン:1.4リッター直列4気筒ターボ
最高出力:132kW(180ps)/5500rpm
最大トルク: 230Nm/2000rpm(SPORTスイッチ使用時:250Nm/3000rpm)
ハンドル位置:右/左
価格:398万円

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Abarth 124 spider 2 Year Anniversary
限定台数:各色50台
ボディカラー:メタリックシルバー(内装ブラック)/メタリックブラック(内装ブラック)
主な装備:アダプティブ機能付フルLEDヘッドライトやレザーシート/ナビゲーション用SDカード/レザー/ナビゲーションパッケージ(CD/DVDプレーヤー+フルセグ地上デジタルTVチューナーなどがセット)
エンジン:1.4リッター直列4気筒ターボ
最高出力:125kW(170ps)/5500rpm
最大トルク:250Nm/2500rpm
ハンドル位置:右
価格:420万2000円
アバルトの創業者であるカルロ・アバルトは、少年時代からメカ好きでレーシング小僧となるも大戦の影響から頓挫。そして、エンジニアとなり開眼します。キラ星の如く誕生した新興メーカーである伝説のチシタリア(1946-1949年)に参加。同社のレーシングチーム・マネージャーに就任します。

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このチシタリアには錚々たる顔ぶれが参加しました。フィアットのダンテ・ジアコーサ、同社の航空機エンジニアのジョバンニ・サボヌッツィ、ポルシェのルドルフ・フルシュカ、フェリー・ポルシェなどなど。

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アルファロメオやマセラティを退けレースで大活躍したチシタリアでしたが、わずか3年で倒産。しかし、スポンサーが現れ活動を再開。社名はチシタリアからアバルトとなり、いまはフィアットのスポーツブランドとして現在に至ります。

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ちょっと駆け足にアバルトのブランドストーリーに触れましたが、ジャイアントキリングな活躍で一斉を風靡したアバルトのDNAは、いまも蠍座のエンブレムに継承されます。アナタもおひとついかがでしょうか?

アバルト124スパイダー・ツーイヤー・アニバーサリー













Text:Seiichi Norishige
FCAジャパン
0120-130-595(アバルト)
■THE SCORPION TALES さそり座の物語 第二章