さすがのラグジュアリー! カシミア以外も素敵で贅沢なアイテム盛りだくさんです
さて、98回目は 「ロロ・ピアーナ(Loro Piana)」のスイムウェアです。今年は梅雨明けも早く、いつもより早めに夏本番っ! 毎日毎日 暑〜い日々が続いていますよね。週明けは、海の日で祝日。そろそろ海水浴、ビーチパーティなんて、浮かれておチャカな妄想を膨らましている方も多いのではないでしょうか?
まぁ自分とは言うと、既に秋冬の仕込みが始まっており、お休み関係なく撮影だ、原稿だと追われているんですが…、これも毎年の恒例行事。こうなることを見込んで、5月の末にお休みを設けて、ちょっくらバリへと逃避行をかまし、海だ、プールだとはしゃいでおりました。
それ用に準備したのが、今回の水着。まるで女子かのように、気持ちを盛り上げるべく毎年水着を新調しておりまして。トムフォードやらブルネロ クチネリやらを買っては浮かれを繰り返していたんですが、以前買ったロロ・ピアーナが結構使いやすく、今回おかわりとなった次第でございます。
以前紹介したエミリオ・プッチは例外として、基本はベーシックな落ち着いた色を買うことが多かったので、これだけ毎年買い続けると、欲しいと言うか、必要となる色ってなくなるんですよ。カタチもほぼ一緒ですし。だから、今年はちょっと可愛らしい感じで攻めようかと思って、涼しげなブルーに水玉なんていう、自分には似つかわしくないモノを清水ダイブしてみました。ほら、これなら爽やかだし、僕のアウトレイジ顔も柔和に映るでしょ?
前はボタン留めで、ジップフライなんで脱ぎ着もしやすいですし、気がついたらポッケの小銭がすべて落ちてなくなってた…なんていうトラブルを回避すべく、腰位置にはフラップ付きでボタンも閉じられるコインポケットも。
裏地は総メッシュですから、濡れてナイロンがペタペタすることもなく快適。ただ、天下のロロ・ピアーナですから、ナイロンの素材感も素晴らしく、一切不快な感じはしないんですけどね。
価格はと言うと、街穿きのパンツより高かったりするんですが…、そこはまぁご愛嬌。リゾートを思う存分楽しむための必要経費と考えれば、なくはない!
しかし、毎年買いまくっていて思うのは、下手するとシーズンで1〜2回しか活躍することがない場合も多く、減価償却が全然できてない……。今年こそはコレ穿いて、海とかプール行きまくって、ビキニなギャル達とワチャワチャ戯れたいんですが、本格的な夏を目の前にして夢破れることは ほぼ確定な模様。スケジュール飛ばして、海までクルマを飛ばしたいものです。
Photo:Naoto Otsubo
Text:Ryutaro Yanaka